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4月

4月20日 唐揚げのゴール

彼の顔が好きなの。なんでか分かんないんだけど。彼の、ボールを跳ね返そうとする時の、歯を食いしばった時の顔が。 応援しているチームが、防戦一方の展開。こちらとしてはなんとか自陣からボールを出してくれ、最悪タッチラインを割ってスローインでも良いから、と戦々恐々としている最中、彼女はそんなことを言った。 私の願いが叶ったというべきか、あまりうれしくはない願いなのだが、ボールが本当にタッチラインを割り、相 […]

4月19日 ミルタザピンに元気を分けてもらう話

久しぶりだなー!ミルタザピンはにこやかに、俺に手を振った。 いやーお前とはできればさよならしたかったんだけどねー、と憎まれ口をいうと彼は俺の肩をこづき、まぁそんな連れないこと言うなってー!と元気に返してきた。 ミルタザピンは元気だ。薬のパッケージが少しかすみがかった青色で、彼の眼の色と一緒だった。その眼、綺麗だよな、ってむかーし言ったことがある。そしたら彼は、男に言われたって嬉しくもなんともねーわ […]

4月18日 心療内科の診察待ち

心療内科で診察に入るのを待ってる。気持ちが全くと言っていいほどバレない。 一昨日から。 なんらか、満たされていないと感じている? 今の自分にあるもの、既に満たされてる部分を考えてみよう。もしかすると、これで良いのだ、という気分になるかもしれないから。ないものねだりしても、それが良いプレッシャーになって更に成長できるほどの英気を持っていれば良いけど、そうじゃない時は心を害する敵になるから。 これで良 […]

4月17日 よくわからないですが落ち込んでいます

眠りの質が悪いと感じたのはもうずっと前からで、 こんな症状が続いている。 そして、「うまく眠れない」ことを発端としてストレスを抱き、さらに眠れなくなってしまうという悪循環に陥っているような気がしている。 眠れるようにすればいいじゃん、と思っていろいろ頑張ってみてはいるのだけれど、どうしたって眠くならないんだからしょうがない。一度、眠くなるまで起きてみたのだが、結局3時30分くらいまで眠くならず、そ […]

4月15日

村上春樹が新作を出したというニュースを目にした。彼の文体はだいぶ特徴的。レトリックという言葉が適切だろうか、私みたいな、にわかハルキストにも満たない人間から言っちゃうと怒られてしまいそうだが、物事を表現する時に使う言葉から、彼の個性を感じる。かと言って難しい訳ではなく、すっと頭に入ってくるところこそが、彼のすごいところなのかもしれない。 新作を出した記念に、図書館でまだ読んでなかった作品を借りた。 […]

4月14日 自分探しの旅2023

自由が幸せとは限らない スナフキンの名言 多少の制約があったほうが、人生にハリが出てくるのだろうか。制約があるからこそ、その中での自由を噛み締めることができるような。 昔、奴隷だった哲学者が、主人よりも奴隷の方が自由だ、みたいなことを言ったそうだ。理由は、依存度の違い。主人は奴隷に依存してて、奴隷がいなければその生活がままならない。 現代では奴隷と思えるようなものは見当たらないけど、社長に対しての […]

4月13日 自分の人生を生きるために、欲望に優先度をつけようぜという話

ふと、気になったサイトの記事。割と有名なメディアサイト「キナリノ」の、「誰かのための人生になってない?幸せな「自分の人生を生きる」ヒント」というタイトルの記事。 誰かのための人生ってなんだろう。自分の人生ってなんだろう。 人間は、自分のために人生を歩んでいると思っている。子供だととてもわかりやすい。自分の欲求を満たすために、自分の欲望に対して真っ直ぐに向き合って生きている。 それが理想だとすると、 […]

4月12日 後悔について

後悔のない人生を歩もうというのは、いったいどういうことなのか。 生きている限り、「あぁすれば良かった」みたいなことは容易に起こり得る。その時に、自分が選んだ道を「間違ってしまった」と考えることこそが後悔で、それは自分を否定し、自分の敵となってしまう。 だけど、その道を選んだ時の自分はきっと、その道が正しかったと思っていたはずで、自ら悪い方向へと導くことは生存本能を鑑みるとしないはず。だとしたら、自 […]

4月11日

司馬遼太郎の関ヶ原を読み直している。どうする家康で、大河ドラマがやっているから。いつ買ったんだっけなぁ、買った当初は石田三成を推していた頃だったので、家康が悪者に見えてしょうがなかった。ところがそれかr幾年か経ったのちとなる今、それを読み返していると、石田三成の気の効かなさに切なくなってきてしまう。 子供を想う、親の気持ちとも言えるほどの。じれったい、ってやつかもしれないなぁ。まぁ、司馬遼太郎のエ […]