読書感想文 モモ ★★★★★
完全にナメてました。 名作とは言え児童書だろ、しかもかなり前に出たやつだし、くらいの感じで。 読んだきっかけ Xを通じて知り合った方が、ご自身を作り上げた本の中にこれを挙げていて、おいおいマジかよ、と思ったのがきっかけです。私はその方を信頼していて、そこまで言うなら、と図書館で借りたという経緯になります。 私が住む自治体の図書館ではこれを児童書コーナーではなく、ヤングアダルトコーナーに置いていたの […]
完全にナメてました。 名作とは言え児童書だろ、しかもかなり前に出たやつだし、くらいの感じで。 読んだきっかけ Xを通じて知り合った方が、ご自身を作り上げた本の中にこれを挙げていて、おいおいマジかよ、と思ったのがきっかけです。私はその方を信頼していて、そこまで言うなら、と図書館で借りたという経緯になります。 私が住む自治体の図書館ではこれを児童書コーナーではなく、ヤングアダルトコーナーに置いていたの […]
図書館で借りました。人生相談のフィロソフィー。悩む人。高橋秀実さん。この作者のことは存じ上げなかったんだけど、書いてある文章がとても砕けていて読みやすかったです。 私はなんとなくニーチェが好きで、彼のこともこの本に書いてあったのでもうちょっと深めてみようと思ったのが借りた経緯になります。 永遠回帰という考え方 過去、あぁしておけば良かったと人間は考えがちで、私も数え切れないほどの失敗を経て今に至る […]
<このブログにはネタバレを含んでいます。ご自身の責任においてご覧ください> 何年かぶりの星5つです。この前に取ったのはなんだったか。三浦しをんさんのまほろ系だったかもしれません。 Kindle Unlimitedで読みました。 面白くて通勤中に一気読みしてしまいました。この物語は、16歳の男子が、先輩から頼まれて先輩の子供、1歳10ヶ月の子供をベビーシッティングするという、割と突拍子のない物語です […]
Kindle Unlimitedで読みました。瀬尾まいこさんの本を読むのはバトン以来2作目。 以下、ネタバレを含みます。ご自身の責任において読んでください。 私は瀬尾さんの小説はいい人ばかりに囲まれて、なんというか誰も傷つかず、健やかに育つ人間が集まっている印象でした。まだほとんど瀬尾さんのことを存じ上げない立場で言及すること、ご了承ください… 今作も同様で、主人公の佐和子はぱっと見ヘンテコな家族 […]
ようやく読める機会があり、読みました。 芥川賞を受賞した時の会見で、作者の素性というか人間的な特性を先に見てしまったので、彼女の自伝的小説なのかなと先入観を多大に抱きながら読み進めました。私の知り得ない人の生活をつぶさに見ることができた、とても良い機会でした。私が今見えている視点では、言葉に表すことができないくらい自然なことでも、ある特性を持つ人にとってはとてもできないことってあるんだな。 どこま […]
またしばらく、日記からご無沙汰してしまいました。 日常が忙しかったのかというと決してそんなことはなく、働いたり、笑ったり、クスリと笑ったりしていましたところ、この日記を書くのが少し面倒になってしまいました。 日々、振り返り、内省をしないというのは、良いことなのか悪いことなのか分かりません。 いや、内省はしたほうがいいだろ派だったんですけども、上記のようにとりあえず日々を生きることで精一杯な人にはこ […]
ジャケ借り。橋を渡る、ってタイトル、よくないですかみなさん。私は好きです。 橋って「こっち」から「あっち」をつなぐものなんですよね。 「こっち」と「あっち」にはそれぞれ、どんな言葉を入れても良いと思うんですが、そこには「川」という大きな隔たりがあるはずなんです。それをつなぐための「橋」という存在。 私は図書館に行くと、吉田修一のところをチェックする程度に好きです。私は新刊を追うような生活をしていな […]
この本、初見だと思って読んでいたんだけど、読み進めて気づきました。これ読むの2回目だった。 私はこんな風に、少し斜に構えたような(という表現が正しいとは思えない、なんだろう)タイトルが好きで、タイトルと作者だけを見て図書館でジャケ借りをしました。 前も同じような気分で、お、山崎ナオコーラじゃん、ん、なんだこのタイトル、奥行きがあって好きだな、という程度の気分で借りたんだろうなと思う。 さて、このお […]
今日は柏レイソルの試合。久しぶりにスタジアムで観戦した。いつもの通り、ゴール裏の2階席。子供と一緒に。 最近のレイソルはちょっと調子が上がってきたように感じる。ボールを繋ぐ意識、球際の競り合い。その証拠として、結果がついてきている。勝ってはいないけれど、負けてもいない。攻撃も防御も、なんとなく噛み合ってきたような感覚がある。 現地で見て思うのは、レイソルの選手たちが負けないぞという意識を持っている […]
久しぶりの読書感想文になります。野崎孝のほう。 会社の同僚に勧められたからです。いいから読め、と。早速図書館で借りてきまして、早速読んでみました。 一言で表すと、ガラスの十代だなぁと思いました。学校を退学になり、実家に戻るまでのロードムービー的なストーリーで、自分の思い通りにならないことばかりで、人生ってつまんないよなぁ、と全般的に考え続けてる主人公の姿が、まざまざと浮かびまくってました。本人の語 […]