読書感想文 モモ ★★★★★
完全にナメてました。 名作とは言え児童書だろ、しかもかなり前に出たやつだし、くらいの感じで。 読んだきっかけ Xを通じて知り合った方が、ご自身を作り上げた本の中にこれを挙げていて、おいおいマジかよ、と思ったのがきっかけです。私はその方を信頼していて、そこまで言うなら、と図書館で借りたという経緯になります。 私が住む自治体の図書館ではこれを児童書コーナーではなく、ヤングアダルトコーナーに置いていたの […]
完全にナメてました。 名作とは言え児童書だろ、しかもかなり前に出たやつだし、くらいの感じで。 読んだきっかけ Xを通じて知り合った方が、ご自身を作り上げた本の中にこれを挙げていて、おいおいマジかよ、と思ったのがきっかけです。私はその方を信頼していて、そこまで言うなら、と図書館で借りたという経緯になります。 私が住む自治体の図書館ではこれを児童書コーナーではなく、ヤングアダルトコーナーに置いていたの […]
人間最大の敵は「めんどくさい」と思うこと。なぜ、人間はめんどくさいと思ってしまうのでしょうか。気分が乗らない時、なんとなく体を動かすのが億劫な時などに、めんどくさいと言い訳をして物事を手に持つのをやめてしまう。それでいったい、どれくらいの時間を無駄にしたんだろう。 やる後悔とやらない後悔では、後者の方が後悔の度合いが高いという話をよく耳にします。個人的にはどっちも同じくらいの度合いの強さな気がして […]
図書館で借りました。人生相談のフィロソフィー。悩む人。高橋秀実さん。この作者のことは存じ上げなかったんだけど、書いてある文章がとても砕けていて読みやすかったです。 私はなんとなくニーチェが好きで、彼のこともこの本に書いてあったのでもうちょっと深めてみようと思ったのが借りた経緯になります。 永遠回帰という考え方 過去、あぁしておけば良かったと人間は考えがちで、私も数え切れないほどの失敗を経て今に至る […]
そういう日もある。自分に何かを諦めさせようとするこの言葉。この言葉は不思議な魔力を持っていて、それは言霊とも言えるのかもしれないけれど、そういう日もある、と自分に言い聞かせることで、私が今日やってきたことであまり上手くいかなかったことがあったとしても、それを水に流してしまおうという魂胆なのだ。 私は常日頃から考えていることがある。それは、自分の中で障害となっている物事に立ち向かう必要がある場合、あ […]
ベランダでタバコを吸っていると、急に猛烈な雨が降ってきた。それはまるでお盆をひっくり返したかのような勢いで、私は驚き、ただ呆然と空を眺めることしかできなかった。自然の脅威。言葉で表すといかにも安っぽい印象のあるそれは、今まで幾度となく人間を恐怖のどん底に陥れてきた。今、日本で暮らしている人の大半の脳裏に焼き付いているのはやはり、宮城県沖で起きた2011年の大地震だろう。あの頃を思い出すと、日本はこ […]
ここ数日、痩せたいスイッチが入っていて、5日連続で身体を動かす日々を過ごしています。と言っても会社の同僚とフットサルをしたり、エニタイムで10km走ったりする程度ですが。 と言うのも、私、脂肪肝を持っている身体なのです。お腹が出てる、と一言で表すとそういうことになるんですが、お腹と言っても下腹部ではなく、肋骨の隙間からちょっと下あたり。そこがすごく出ています。ちょっと調べてみると、肝臓がその辺にあ […]
<このブログにはネタバレを含んでいます。ご自身の責任においてご覧ください> 何年かぶりの星5つです。この前に取ったのはなんだったか。三浦しをんさんのまほろ系だったかもしれません。 Kindle Unlimitedで読みました。 面白くて通勤中に一気読みしてしまいました。この物語は、16歳の男子が、先輩から頼まれて先輩の子供、1歳10ヶ月の子供をベビーシッティングするという、割と突拍子のない物語です […]
外資系の会社に勤めているせいというのもあってお盆に決まって休みというわけではない私は、今年は実家に帰らずに仕事をしています。これまでも何回かあって、その度に少しだけご先祖様に申し訳ない気持ちがありつつも、しょうがない自分の生活を守るためだと割り切って、仕事を優先している日常を考えると、別にご先祖様を蔑ろにするつもりはないんだけれど、なんとなく心に小さなしこりができるのを感じます。 というのも、私は […]
タイトルがない1日というのはなかなか珍しい。そんなことはないのに。 朝、7時30分に目覚め、食事をし、メダカに餌をやり、ベランダで飼ってる観葉植物たちに水をやり、会社へ行くための準備をして家を出た。今日も暑かった。もうほんとずっと暑い。ヒーヒー言いながら駅までの1.1kmを歩く。途中、路線バスに追い抜かれ、私もバスに乗ったら良かったな、と思うと同時にその170円で何か別のことができるのでは?と、ま […]
Kindle Unlimitedで読みました。瀬尾まいこさんの本を読むのはバトン以来2作目。 以下、ネタバレを含みます。ご自身の責任において読んでください。 私は瀬尾さんの小説はいい人ばかりに囲まれて、なんというか誰も傷つかず、健やかに育つ人間が集まっている印象でした。まだほとんど瀬尾さんのことを存じ上げない立場で言及すること、ご了承ください… 今作も同様で、主人公の佐和子はぱっと見ヘンテコな家族 […]