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価値観

可能性の話

不惑というのは40歳のことを指す。これは自分の可能性についてどのように捉えるかという点において、そういう年なのかな、とふと考えた。 自分の将来について、可能性は無限大で、極端なことを言うと死ぬ直前まで自分の将来というものの可能性は無限大に広がっていると考えることもできるのだろう。私は自分が今持っているリソース、例えば身体能力、思考力、財産、家族、といったものの枠を超えて広げて考えるほどの突飛な可能 […]

機は熟さない

AmazonのKindleで電子書籍を無料で出すことができると知ってから、無性に小説が描きたくなっている。 いくつかアイデアがあるものの、小説を書くことに向き合う時間が取れないという理由、というか言い訳で、小説を描けていない。 理由は単純で、小説を描くことが生活の優先順位で下の方にいるからだ。これが、もしかしたら自分の食い扶持になっていくかもしれないというのに、その未来をあまり信用できず、それより […]

SNSに疲れてしまう時がある

Twitter アプリをiPhoneから削除したら、iPhoneに触る時間が実質的に減った。私がiPhoneに触れる時間の70%くらいは、Twitterだったのかもしれない。 たまに、1年に1回程度だが、全てのSNSからログアウトしたくなる時がある。理由は、他人と比べてしまう自分が許せないこと。それと、自分の生活において、シェアすることを目的に感じてしまうこと。多分、私は、それに強く依存してしまう […]

「この中から選べ」以外

今、自分の前に見えている選択肢だけが、答えではないという。 誰かの手のひらで転がされている時には特に、選択肢が狭められて提示されることがある。相手にとって都合の良い選択肢しか、壇上に並ばない。いずれかを選んでも、結局は相手の手中から逃れることができない。だから、いつも、出された選択肢以外のものはないか、見極める必要がある。 なんて書くとさぞ意識の高い人間が書いた文章のように思えるが、選択肢以外を考 […]

誰に対しての責任か

責任の重たさに対する感性は一人ひとり違う。自分が考える責任は、他人のそれと一緒だと考えてしまいがちになるが、それは大きな失敗を産む。 そもそも責任とは。役割などと近いイメージを持っている。何かをやり遂げるという、遂げる、のところに責任が生まれる。その、やり遂げるところの強度をどう捉えるか、その感覚に個人差が生まれる。 普通に生きていく中では、個人的なところではあまり責任というものはないように思う。 […]

時には雨が降ったって

関東地方は、なんとなく久しぶりな感じの雨。まとまって降ることが少ない季節なので、雨が降ってしっとりした空気になると少しだけ嬉しい。 雨は煩わしい。傘を持つのが嫌いなので、なるべく雨の降る日には外出したくないと思ってしまう。服が濡れるとか、いろいろ面倒だと思ってしまう。 そんなに嫌われる存在ではないだろう、本当は。ベランダでいくつかの植物を飼っているので、彼らにとってまさに恵みの雨なはずで(雨がかか […]

続けられる人が一番強い

自分の身に染みて感じるものだから英語を例として取り上げるのだけど、英語に関して「できない…」と挫折するのは、英語が難しいからではなくて、自分が続けられないから。 英語だけではなく勉強全般に言えることだが、コツコツと続けることが一番難しい。義務教育ではその、コツコツと学び続けるということを身に着けるのではないだろか。大人になってから、そのコツコツと続けることがいかに難しいか。 人間はすぐに逃げたがる […]

余命

余命が分かったら、生き方を変えるだろうか。いずれ死んでしまうのだから、に続ける言葉は、いったい何を。 私はこの言葉に、何をつなげるだろうか。余命が分かっていたとしても、今の生活を変えることはしないだろう。やりたいことをやってから死ぬ、というのは多くの人が抱く思いなはずで、「やりたいこと」に何が含まれるかは人それぞれだ。行きたい場所、やりたいことなど、自分の好奇心に従った行動や言動が生まれてくるだろ […]

今の世界に満足することだって必要なことだろ

地球はデカい。おそらく、多くの人は地球の全てを見る前にこの世を去ってしまうだろう。いくら金があったとしても、いくら時間があったとしても、さすがに限界がある。 別に良いのだ。私は、世界の全てを見てみたいとは思うけれど、全て目にする必要はないのだから。 世界の多くを見てみたいと憧れることは良いことなのかもしれない。が、今いる世界、今の私が、今のあなたが見ることのできる世界をきちんと見ること、きちんと知 […]

君が見てる白は、あの人が見てる白と同じ色じゃない

白って清潔。何にも染まっていない。まばゆい。雪。牛乳。 先天的に目の見えない人に、白という色を伝えるにはどうしたら良いのか。適切に、最低限の言葉を使って伝える場合の、正解が見つからない。 目の見えない人、って言い方をしたけれど、違う言語を使う人に対して、適切なニュアンスを含んだ意味を伝えるのが難しい。 例えば、どうも。っていう言葉、これを日本語を知らない人に対して伝えるにはどうしたら良いのか。先に […]