暇なのも良いけど暇を持て余すと逆に予定が欲しくなる

人間は無いものねだり

去年の年末、溜まった有給休暇を消費すべく3週間くらいのお休みを取得しました。最初のうちはヒャッハー!な気分だったのですが、クリスマスを過ぎたあたりからは退屈になってしまって。有給休暇中にも関わらず会社PCを起動して未読メッセージをチェックする始末。

もしかしたら私は、定年退職をしたらあっという間にボケてしまうタイプなのかもしれません。やることがないという状況を、シンプルに楽しむことができないので。ただ、自分のしたいことをすれば良いだけなんですけどね。そこに怠惰という気持ちがもしかしたら混ざっているのかもしれませんが、動く、という選択肢ではなく、動かない、という方向での時間の潰し方を考える必要があるのかと思います。

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小さなタスクをたくさん持つこと

それでは、何かやらなきゃいけないことをたくさん持つことで、日々の時間を過ごすことができるのではないかという考えについて。それ自体は良いことかもしれません。怠惰な気持ちを持つことなく、コツコツとやり遂げることは、もしかすると将来、大きな成果になる可能性があります。資格取得に向けた勉強をするとか。好奇心を持つことが、まず最初にあるべきかと思います。

ただ、私は、タスクを持つことなく、日々、動かなくても楽しめる気持ちを持つことを育てたいです。なぜなら、そうすることで身体が不自由になり小さなタスクすらこなせなくなったとしても、日々を楽しむことができるからです。

多分、その辺りは価値観が絡んでくる話なのだから、きっと正解はないのでしょう。小さなタスクの方を優先したい人だっているはずです。大切なのは日々、怠惰な気持ちを保つことなく暮らしていくことなのかなぁと思います。