アイデアをキャッチする話と、やっぱりお酒が飲みたい話

人間ってさ、8秒に1つくらいの感覚で、何か思いつくらしいぜ。

8秒に1回?!そんなにたくさんのことを思いついてるんだ?

信じられないよね。いっつもボケっとしてるだけじゃなかったのか。

いやいや、お前はだいたいいつもボケっとしてるだろ笑

人間は、思いつくほとんどのことを忘れてしまう

あまり、信じられないのですが、どうやら本当らしいのです。
自分が何を思いついたから、まずそれに気づかないといけなくて、そしてそれを言語としてイメージを作り上げないといけないのです。
実際はそんな気にする必要もないはずなのですけどね。
私のように毎日何かしらの投稿をしよう!と心に決めている人間にとって、私が生み出したアイデアを水に流すようなことはしたくないのです。

それにしてもいったい、どんなことを思いついているのでしょうか。
ぱっと思いつくのは、生理的な思いつきです。
眠い、お腹が空いたなど、人間の本能に近い部分にあるセンサーについては、よほど何かに没頭していない限りは、ちゃんと気づくようになっていると思います。
本能から少し離れた、例えば仕事に関する思いつき、それはポジティブなものネガティブなもの関係なくですが、多分そのレベルでも沢山のことを思いついているはずです。
ただ、本能から遠ざかっていくほど、すぐに忘れてしまって思い出すことはあまりないような気がします。
空腹だと、いったん気づいてしまったら最後、それにとらわれるかのような思いをしていることだってあるでしょう。

脳をうまくコントロールすることができない

自分の身体だとしても、自分でうまくコントロールすることができません。
例えば、私は今、お酒を飲みたいと思っているとしましょう。
お酒は嗜好品で、本来だったら飲まずに生きていくことだってできるはずです。
だけど私は緊張から自分を解きほぐしてあげたいから、お酒を飲みたいと思っています。
お酒じゃなくて良いはずなんですけどね。いい香りのするお茶など、他に自分の気持ちを安らげることのできる飲み物が沢山あるはずです。
だけど私はお酒が飲みたい。身体に悪いのに。

なぜこんな風に、自分のことなのにうまくコントロールできないのでしょうか。

きっと、それは私が持つ思考の癖なのです。

緊張を解きほぐすには、お酒が必須、と思ってしまうから。
本当はそんなこと、絶対にないはずなんですよね。子供の頃は、お酒を必要としていなかったのだから。
そう考えると、思考の癖というのは思いつきをコントロールするためのものなのかもしれません。
そしてそれをうまく使うことで、健やかな人生を送ることができるのでしょう。

難しいですよね。私には、お酒を手放して生きていくことは、とても難しい問題です。