長嶋有の作品は、いつもすかっとする。
物語のすかっと性ではなく、歯切れの良い文章を読んだ時に感じる、爽快感。
必要な言葉が最小限使われていて、物語も短編ということでさらっと読めるし、大好きだ。
こんな風に文章が書けたら良いなー、と読むたびに思う。
思うだけではダメで、余計な言葉をなるべく使わないように、日々、魂を綴っている。
魂を綴る、なんて大それた名前にしてるけど、あまり出し控えせずに心の赴くままに書いていると感じる。
インターネット上に流れる文章だから、それに合わせたリテラシーは守ってるつもりだけど、逆にいえば、それくらいしか制限をかけていないつもり。
今日はほとんど家から出なかった。
出ないから何も書けないかというとそんなことはなくて、顕在化された意識、つまり思いつきは8秒間に1回起きるってどっかで聞いたことがあるので、私の中の気づきはそれくらい起きているんだろうな。
残念なのがほとんど覚えていないという点で、明け方に見た夢を覚えていれば、それについて文章を書くことだってできたのに。
いや、良いのだ別に覚えていなくても。その程度のものなんだから。
そしてこれから死ぬまで、8秒間に1回くらいの頻度で何かを思いついていくんだろうな。ほとんど捨てちゃうんだけど。