過去との付き合いかたひとつで、未来が明るいかそうじゃないかが決まるような気がするのよね

Tumberってあっという間に時間が溶けてくよね。

めっちゃ分かる。

お前との付き合いももう25年とかになるのか。え、25年?!

もうこれは死ぬまで付き合い続けるやつだな…どっちが先に死ぬのか。。。

あの頃を懐かしむ気持ち

自分にとって忘れられないような、良い思い出は、自分を肯定するために必要なことなのかもしれません。
私にもいくつか、「あの頃は良かった…」と思える時代があります。
自分を肯定するという部分は、少しニュアンスは違いますが、「生きてて良かった」と思えることに近いのではないかなと思います。常日頃からそんな思いを思い出すというのはやり過ぎですけど、人生に少し疲れてしまった時や、自分を見失いそうになった時などにその事を思い出すと、少しだけほっとします。

実際は、決して良い思い出ではなかったはずです。
辛い思い出だってたくさんあったでしょう。
だけどそれは、暖かい思い出を度々思い出し、そこから気持ちを暖かくするという思考を何度も繰り返しているから、結果的に暖かい思い出だけが記憶から取り出されるのだと思います。

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過去を懐かしがってはいけない。現実が嫉妬するから。

ある哲学の本に、過去ばかり見ていたり、未来ばかり見ていると、現実が嫉妬するという一文が描かれていました。
それを読んだ当時は「今を一生懸命に生きる」論に大賛成だったので、確かにそうだ!と大きく頷きました。
それ自体、言わんとしていることは分かりますし、大切な未来を作っていくのは今、ここで考えていることなのですから、おっしゃる通り今を大事に生きるべき、とは思います。
ですが、過去を懐かしがること自体は、否定してはいけないと思います。
自分を勇気づけてくれた言葉や、暖かい気持ちを教えてくれた他人からの態度など、それらは何十年も経ってから自分の思いに響いてくるからです。
そういう思い出を蔑ろにしていると、そこから作られるであろう未来は荒廃したものになっていくのではないでしょうか。

ただ、いつまでも過去を引きずるのとは違います。
あの頃は良かった、あの頃に戻りたいという思いは、その思いを持つことには否定しませんが、あの頃に戻りたいというのは、私には希望には聞こえてきません。
それは今が楽しくない、良い思いをしていないからで、それを改善しようと努力しない限り、これも荒廃した未来しか待っていないように思います。

未来を明るくしたいのであれば、荒廃するような思いを抱かないことです。
荒廃するような思いとはどのようなものがあるでしょう。
私はそれを、「めんどくさい」という気持ちだと思います。
めんどくさいは、全ての行動を否定します。
怠惰に、ゴロンと寝っ転がり、今を過ごしていくだけ。
決して、無理に動け、ということではありません。
闇雲に、何か行動を起こそうとするのは違います。
余計疲れてしまう場合があります。
そういうことではなく、自分のできる範囲で、自分の機嫌が良くなるような活動をしていくことが、明るい未来を作っていくのではないでしょうか。