9月3日 4人で一緒に過ごす日々が、

人生の大半は、記憶にも残らないイベントばかりだ。
私の人生で記憶に残ったことなんて、両手で数えられるくらいじゃないだろうか。
一瞬一瞬をきちんと記憶に残しておきたいと思うけれど、そんなのは不可能で、昨日食べた晩御飯すらも覚えていないような感覚。

記憶に残るのと、残らないのってどんな基準なんだろうなぁって常々考えていて、
それはもしかすると「定期的に思い出すこと」が必要なのではないかと思ったりしている。
定期的に思い出すってなかなか難しくて、定期的に思い出そう、ということすら忘れてしまう現状では全部の記憶を拾うことなんて至難の業だよなと思う。

別に、忘れても良いんだよね。
記憶の貧乏性とでも言おうか、写真と同じで、なるべく多くの物事を覚えておきたいと思っちゃうんだよね。ずっと前からそう。
これは性分みたいなものだから、もしかすると考え方を変えるのって難しいかもしれないなぁ。

今日はどんな1日だっただろうか。
片手で収まる程度のボリュームでまとめられるとすると、その記憶みたいなボールの中には、どんな出来事が残ってるんだろうか。
朝、起きてから、子供たちにご飯を作ったり、あつ森をやったり、家族とどっか出かけたりしたんだよな。
その一個一個が、この、4人家族と一緒に過ごす日々が、あとで掛け替えのないものになるんだよなぁきっと。そう信じてる。