二日続いた雨がやみ、思わず嬉しくなって外ランをしてきたんだけど
なんとなく街を歩いている人たちみんなも同じ気持ちになっているような気がしたなぁ。
やっぱみんな、晴れのほうが嬉しいよな。
そりゃ、雨の日だってあるから、それに一喜一憂していること自体、どうかとは思うのだけれど。
図書館で、齋藤孝さんがニーチェの哲学について語っている本があったので思わず借りたんだけど、
うーん、
どうなんだろうこれは、と思うようなことがあって。
齋藤孝さんというよりは、ニーチェの考え方になるんだろうけれど、
過去を全部肯定せよ、みたいなところがあって。
論調としては、今の自分を作り上げたのは、過去の自分が選択してきた道があるから。
今の自分を応援するためには、過去、自分がイヤだったようなことも全部抱きしめなきゃいけないのかな、と思って。
それってかなりキツい。たまに、そういうイヤなことを思い出しては心の中で「んあー!」ってなり、一瞬でものすごく死にたくなるんだけど、それをなるべく忘れるように、思い出さないように生きている中で、それを全部愛せ、肯定しろ、っていうのは
うーん、すぐにはムリっすね、ってなってる。
そりゃ確かに、今の自分は、当時の自分がいたというのは否定しないし、そりゃそうなんだけど、過去に対してそんな感じで、全部包み込む必要があるかっていうとなんとも言えなくて、私個人としては、忘れた方が良い過去はダッシュで忘れるべきだと思うんだよなぁ。
思い出す度に「んあー!」ってなって、自分の心を病んでしまうから。
両方を生かすにはどうしたら良いのか。どうしたら、良いものか。
「んあー!」な過去を思い出してしまったら、「そういうこともあったなぁ…」って考えながら、そっとしてあげる、って感じかなぁ。
それで、自分の心にあるささくれが、わだかまりが、薄まったりするのだろうか。
分からんね。分からんよ。