みんな、それぞれの目線で空を見ている

長男が12歳になる日を迎えています。
同時に、私は、父になって12年が経つという日になりました。

長男も、次男も、日々、本当にすくすくと育っていくのが分かります。
今イマで言うと長男は情緒が複雑になってきていて、いろいろな感情を持つようになりました。そしてそれを伝えるための言葉も覚え始めているように感じます。
次男はまず身体の成長、そして長男と同様に、喋る言葉の種類が増えてきました。

以前、私は脇役という役を演じるのが好き、という投稿をしたことがありました。
脇役とは言え、それが自分の果たすべき役割なのだから、役割の特徴に関係なく、自分は責任をもって果たすべき、と思います。

長男、次男、そして妻や私、たまたまひとつの家族というものを形成しているための要素になっていますが、みんなそれぞれ、違った高さで空を見てるんですよね。
空というか、世界というか。

家族として接する時間がとても長いからこそ、一心同体みたいな、私は家族みんなの一部であり、みんなも私の一部であるように感じるのですけど、それぞれ、別々の人間だということを忘れないようにしたいです。
みんなそれぞれ、自分だけの社会を持っている訳だから。私は長男が友人たちとどういった交友関係を持っているか分からないし、基本的には干渉するつもりはないから、深く知ろうともしないのですけど。

そんな誕生日に、長男、友人から誘われてどこかに出かけていきました。
少しずつ、友人たちと過ごす時間が増えていきます。
家に残された3人は、少しだけ静かになった家で、自分たちの好きなことをして過ごします。私は仕事ですけど。
やがて次男も長男と同様に、友達と過ごす時間を増やしていくんだろうなぁ。
どんどん自分の社会を広げてって欲しいなぁと願ってやみません。