やり場のない、暴発してくれないかなという思い

ここのところ、仕事に対してだいぶやる気を失っている。
やる気というのは後からついてくるものだから、最初に自分の中で締切みたいなものを設けてしまえば、自然と危機意識が生まれていつの間にかやる気が出てくるだろ、とある程度経験則みたいなものがあるのでそれを活用しようとしたが、そもそも締切を設定しようとする意識に対して抵抗する別の意識が生まれてしまい、あーだめだこりゃ、ということで午後をお休みして昼寝した。

私は今の日本で「普通」と言われる社会生活に適合していないかもしれぬ。
私は今の会社でもらっている給料ほどの働きをしているように思えぬ。
私は父として、家族の前で生きるほどの価値を齎しているように思えぬ。

数々の自分を否定する思いが、頭の中に浮かび、柔らかな私の脳に手刀で傷をつけていく。
彼らは一見柔らかそうな感情に見えるが、エッジはとても鋭いので、手刀で十分に私の脳を切り裂いていってしまうのだ。
そして彼らはいったんどこかへ消え、また新たに浮かび上がってきて、傷の癒えていない脳に対して別の傷をつけていくのだ。

そんなことはやめてくれないか。
そもそも、自分で自分を傷つけることに、なんのメリットがあるというのだ。
私は私に訴えかける。
訴えかける相手が私なのだから、その答えは自分が用意するのだろう。
だけど私には想定できないような答えを、いつの間に覚えたのか知らないが、私は放り投げるのだ。

いっそのこと、爆発して消えてしまえば良い。
私は、その瞬間に感じるであろう痛みが怖いから、それに踏み切ることができない。
もしそれが私の妄想で、もし、全然痛いのないものだとしたら。