うまく言えないけど、1人でぼーっと佇んでたりするとさ、「あー俺、今、孤独だわー」って思ったりするのよね。妙に寂しくなるというか。
めずらしくセンチメンタルなこと言うじゃん。けどそれって、普段、人の温かさに触れているからじゃないの?
え、そういうことなの?!それじゃ寂しさってのは、「誰かに触れたい」と言うことの裏返し?!確かに、お前に触れたいなぁと思ったりするんだよなそういう時。
なんだお前、今日はやけにグイグイ来るじゃんか。よし、飲もう!ちょっと角瓶買いに行こうぜ。
急に、妙に人恋しくなる時って、あるじゃん
これも価値観によるものなのかもしれません。
ふと周りを見渡すと、気軽に声をかけられる人がいない。
沢山の人はいるのに、私の知り合いではない。
休日、10時くらいにダラダラ起きて、ベランダに出てみると、めっちゃ良いお天気。
なんとなく気分が清々しく感じられ、いろんなことがポジティブに見えてくるのに、この喜びを伝える人がいない。
そういう時に、「自分って孤独だな」と思ったりします。
多分、人間って寂しがり屋なのではないでしょうか。
人が恋しくなる時ってきっと、誰かの声が聞きたい、私の声を誰かに届けたい、というように、触れ合いたいという時なのかな、と思います。
孤独は、人の温かさに触れていないと感じない
相対的な話です。
孤独だわー、って感じるのは、なにか基準があるからこそ。
その基準というのはきっと、「孤独ではない状態」を現すのだと思います。
それが何かと言うと、他人と関わっている時です。
だから、そもそも、他人と関わることのない人は、「今の自分、孤独だわー」と感じることがないのだと思います。だって、孤独の定義が見えていないのだから。
人の温かさって、時折、めちゃくちゃ欲しくなる時がありますよね。
心が傷ついて、誰かに慰めて欲しい時。
近くに自分の声を届けることができれば、きっとその寂しさは埋められるのかもしれません。けど、なかなかそういうシチュエーションがない人だっています。
ん、というか、人でなくても良いのかなと思ったりしますね。極論に近いですが。
映画 Cast Away では、無人島に流された主人公が、たまたま見つけたバレーボールに「モルテン」という名前を付け、擬人化し、孤独を乗り切るというシーンがありました。
孤独と言うのは、様々な感情を生み出します。それは自分の内面と語り合うから。
大半は妄想かもしれません。ですがそれを客観視することで、今の自分がどんなことを考えているか、見つめなおす良い機会なのだと思います。