自分に自信が持てないというのは、果たして悪いことなのだろうか

ものは考え用だから、自分の発言や行動に自信が持てていないというのは、裏返すとそれらに対して慎重に進めていきたいということの表れなのだろうと思います。
私は小さい頃からそうやって自分の発言や行動に対して慎重で、自分の意見を大きな声で言うような人間とは対極な存在でした。
10歳くらいまでで人間の性格が出来上がるとよく言われますが、その通り、私は10歳くらいの頃のマインドセットから何も変わっていないような気がします。

果たして、それは良いことなのか、悪いことなのか。

今日、それについてじんわりと考える機会がありました。

私は外資系の会社に勤めていて、年に一回、査定の時期がやってきます。外資系の会社ということで、いかにアピールするか、それによって自分の評価が変わり、その先にはボーナスの給付額が変わったりするのですが、2024年の査定で、初めて、あまり良くない評価をとりました。
まぁ、多少ボーナスの支給額が少なくなったところで、そういうもんかな、と思うのですが、少しだけ、もっとアピールがうまかったらな、と思う自分もいたりして。
お金が全て、ではないですが、会社からあまり良くない評価をつけられるというのは、やり方が良くなかったのかな、と反省するための材料になりました。
つまりそれは、私が自分の発言や行動に対して自信がないから、上司へのアピールなんてもってのほか、実直に、今自分に求められている仕事を無難にこなすことで上司は見てくれる、と勝手に信じていたような気がします。

そんなものをいつまでも引きずっていても、何のプラスにもならないですよね。
切り替えて、明日からの仕事をまた頑張って行こう、と思うのですが、冒頭に書いたように自分に自信がないから、そんな簡単にピッカピカの自分をアピールしよう、と変身する事ができないのが困ったものです。

まず自分にできることは何だろう、と考えてみても、前述の通り自分の仕事を実直にこなしていこう、しか思いつかず、それでも良いのかもしれないですが、もうちょっと、自分をアピールするということを考えてみても良いのかなぁ。
まずどうしたらいいんでしょうね。
簡単に意識を変えるのは難しいけど、ちょっと考えてみても良いかもなぁ。