6月15日 それが欲しい、という

久しぶりにJavaの勉強に手を出している。
久しぶり、というのは数日ぶりくらいの間隔、感覚で、私みたいにおじさんになってからは記憶することの劣化が激しいから、こういうのはこまめにやっていかないとすぐに忘れてしまう。

何かを作りたいと思っているわけではないのだから、そういう点でモチベーションになりづらい。
強いて言えば、仕事で使うことがありそう、という点だけで、果たしてそれが強いモチベーションになるかというと、そこまでではない。現状、できていなくても仕事は回せているのだから。

だけど、私の心のどっかにエンジニア志向のようなものがあり、プログラムをかける人ってカッコ良い、みたいなところがあるのは確かだ。
今、机の隣にある本棚にはJava入門と、Python入門が鎮座している。

人は、何かに強く興味を持つと、「ただそれを深く知りたい」というのがシンプルにモチベーションとなり、それこそ寝る間を惜しんで学習したりする。
時には寝食を忘れるほどで、それが良いことなのか悪いことなのか私には分からないけれど、少なくとも「昨日の自分より成長している」という点では、良いことのように思う。健康を損なわない程度であれば。
私にはそんな機会、しばらく訪れていないのではないだろうか。
別にそれが欲しい、というわけではないが、それほどの情熱を注げるような物事にここ数年、出会っていないかもしれない。
それにはなにか理由があるように感じる。
学習であれば、自分の時間を優先するという点で、家族と過ごす時間が減るというデメリットがある。まずそこが頭に浮かんだ。
家族と過ごす時間はもちろん優先されるべき事項だ。それは私の価値観になっているから。
つまりそれに勝るような物事に、出会っていないというべきか。
いや、待て、去年までハマって行ってたソロキャンはそれに該当するだろう。家族と過ごす時間を割いてまでも、行ってたのだから。抗うつ剤を飲むようになってから、なぜかそちらに気持ちが向かなくなってしまい、行っていないのだけれど。
または、ランニングとか。これも自分一人で過ごす時間である。

こうして考えてみると、家族との時間を割いてまでやりたいようなことがあまりないんだなー、と思う。良いことなのか、悪いことなのかは分からないけれど。
そこまで情熱を注げることのできるような、Javaを使ったプログラムがあると良いのだけれど。

あとは小説とかね。最近書いてないなぁ。ここで日記を書いているせいか、アウトプットするカロリーがここで使い果たされている気がするんだよなぁ。