9月3日

ニーチェの本が手元にあるので、今日はひとつ引用してみる。

意志をなくし、感情を取りのぞくこと、それができるとしたら、知性を去勢することにならないだろうか?

ニーチェ 道徳の系譜

自分の感情を押し殺して生きるのはとても窮屈。
できることならわがままに、自分が抱いた感情の赴くままに、生きてみたいと思う。
そうしたら良いのに?なんでしないの?
と自分に問いかけてみると、その回答がズバッと出て来ず、思わず戸惑ってしまう。

ニーチェが述べたいのは、私は、感情は知性の一つということと受け止めた。
感情、自分が持つ知性の範囲内で生まれるのだから、きっとそういうことなのだろう。

今日の私は、私が抱いた感情を蔑ろにしなかっただろうか。
私は、私の気持ちに素直なまま、生きただろうか。