5月16日

2年くらいサブスクで入っていたKindle Unlimitedをやめてみた。
理由はシンプルで、読みたいと思う本がなくなったからだ。
70万冊だっけ、なんだか膨大な冊数が読めると言われているが、図書館や書店のようなオススメ力が弱い(と私は感じている)ため、結果的にいつも同じような本を読んで、だんだん飽きてくるというやりとりを続けていた。

一方、最近はまた図書館ブームがやってきていて、図書館で紙の本を借りて読むのが好きになってきている。
ページをめくる時の、紙の手触り。持った時の重さ。栞を挟むことによる、どの程度まで読んだかという達成感。
この辺りの感覚がものすごく好きで、そして図書館へ行くといつも気にしていないエリアでの本が目について、手に取る機会、そこから借りるという一連の流れ、それも図書館で得られる醍醐味の一つなように想う。

けれどKindle Unlimitedでの手軽さも魅力だ。月1000円で、検索してヒットした本をいつでも読めるという感覚は、わざわざ図書館へ足を運ばなくても良いというところで、きっとまた、サブスクで1000円を払うことになるんだろうなぁ。
それまでさようなら。あなたのおかげで哲学に出会えました。