自分の身体は、自分が一番良く分かっている、はず。
だって自分は自分と、もう何年も、何十年も付き合ってきているのだから。
そう考えるのは自然なことだろう。
だって、そうなんだから。だって、何度も言うけど、自分は自分ともう何年も付き合ってきているのだから。
だが実際は、自分の思い通りに生きていられていないことのほうが多い。
いざ、何かを始めようとした時に、やる気が出ない。
めんどくさいなぁ、と思ってしまう。
もっと続けたいと思うのに、疲れてしまう。
これら全て、気力と体力との間にギャップが生まれているのだろう。
若い時は体力があるのに、気力の作り方が学べていない。
歳を取ってくると逆に、気力は充実しているのに体力が続かない。
このような状況は決して珍しいことではなく、多くの人に言える。
ではどうするか。
両方のバランスを考え、ちょうど良い塩梅で物事を考え、進めていくと良いのではないだろうか。
若い時は、体力はあるのだからとりあえず始めてみると、そのうちに気力が充実してくるかもしれない。
歳を取っている時は、気力の使い方を体力作りに回してみる。
このように考え方を少し変えるだけで、自分の欲求が良い感じに満たされるように見える。
結局は自分の機嫌を取り、より良い気分で過ごしていくことが何よりの幸せなのだから、それに向かうべきである。
そのためには、自分のできる範囲を客観的に知り、それを参考にしながら常に機嫌良く生きていくのが、幸せになる秘訣なのではないだろうか。