SRV250 ルネッサ ようやくアイドリングが安定しました <ルネッサ修理の総集編>

苦節2ヶ月、、、ヤフオクで購入し気持ちよく走って帰ってきたところまでは良かったんですが、その後すぐにダメになり、泣く泣くYSPに持っていくも足蹴にされ、仕方なく自分で直そう!と決意したところまでは良かったのですが、

いやーしんどかった!

前回までの記事はこのあたりです↓

改めて状況を整理して書いてみたいと思う(過去記事で書いたものを含めてまとめて書いてみます。めっちゃ長い

  1. ヤフオクで2024年12月中旬頃購入する。自走引取り予定で。
  2. ナンバーを取得する。先に自賠責保険にネットで入ったんだけど、開始日が違うということで急遽ちゃんとした開始日で自賠責保険に加入する(ネットのほうは電話して後日返金ということに
  3. バイクを取りにいく。茨城県の某市まで。始めて乗った路線だったのでちょっとワクワク
  4. バイクを受け取る。外国人でした。たくさんバイクが置いてあって、ちゃんと動くのか?!と思いましたがナンバーを取り付け、エンジンをかけたら一発始動。こりゃ大丈夫そうだな、と安堵。
  5. 40kmの道のりをバイクで走る。途中大きめの道路では70km/hくらい出しても大丈夫だったので、こりゃいい買い物をした!と機嫌が良かった
  6. 帰宅。全く問題なく帰宅。
  7. 近くの図書館へ。片道3kmくらい。ここも快調だった。けどここが問題。キルスイッチでエンジンを止めたんだけど、ここでかからなくなった。
  8. 押しがけしてもダメ。仕方なく自宅まで押して帰る。前述したけど片道3kmくらい。厚着したからしんどかった〜。汗だく。
  9. 帰宅してからいろいろ調べる。けど気持ちが動転しているせいかうまくまとまらず。とりあえず近くのバイク屋に持っていくか、となる。
  10. 翌朝、バイクのところに行ったらガソリンがダダ漏れ。ガソリンコックのとこ見るとPRIになっていて、このプライマリーというのは強制的?にガソリンを流入させるとのことで、ガソリンがダダ漏れしていた。唖然。タンクはカラ。
  11. とりあえず歩いて行けるバイク屋に持ってって見てもらおうと押していけるバイク屋を探す。
  12. 1軒目。ホンダの看板があるし厳しそうだなぁと思ったんだけどダメ元で話しに行く。けど上手いこと交わされてダメ。雰囲気的に、ヤフオクかーそうやって持ってくるお客さんいるんだよねぇー、こっちは迷惑するから受け付けてないんよね、という感じでした
  13. 2軒目。某ヤマハの直営店。ここでもヤフオクで買ったこと、翌日にガソリンが漏れちゃってカラなんです、という話をすると、ヤフオクか〜、という反応。さすがのYSPでもルネッサの年式が古すぎて、見るのを遠慮された。買ったところに文句言えば?と言われた。4月に点検で予約入れたので、それまでガレージとかに置きっぱにさせてもらえたら嬉しい、と思ったんだけどそんなスペースはない、ということで拒否られた。まぁ、そりゃそうよね。ということで押して帰る。片道4kmくらい。しんどかった。
  14. こりゃもう自分で治すしかない!ということで 4DN wiki を読みまくる。あと2ちゃんねるの過去ログも。本当にお世話になりました。自分で直せる箇所ということでとりあえずバッテリー交換、プラグ交換と、オイル交換を視野に入れる。
  15. プラグ交換、オイル交換それぞれ、ホームセンターで手に入りそうだな、ということでホームセンターに見に行く。意外とバイク用品ってあるんすね。始めて足を踏み入れたような気がする。プラグと、廃油を捨てるやつを買う。
  16. あとネットでも買い物。(買い物したものリストは以下に載せます)ざっくり言うとエンジンオイル、プラグレンチ、あとSRV250 ルネッサにありがちというエンジンオイルを排出するところのドレンボルトをマジェスティ用のを買う。
  17. バッテリーを新品、プラグも新品にして、確かめてみる。ちょっとだけ走行距離が伸びた。つっても2km足らず。アイドリング中に回転数が落ち、自然とエンスト。押して帰る。
  18. 2ちゃんねるの過去ログを見ているうちに、自然とアイドリング中に回転数が落ちるのはレギュレーターなるものがダメになってるということを知る。レギュレーターはエンジンで得た動力をなんちゃらかんちゃらで電気に変換させてバッテリーに戻すということをしているようです(詳しくは調べてみてください
  19. レギュレーター、Yamaha純正のは25000円くらいするということを知り、ダメ元で互換品、Virago250用のを買う。これはAmazon。
  20. 電圧計もあったほうが良いな、ということでUSB充電ソケット付きの電圧計を買う。
  21. レギュレーターと電圧計はタンクを外す必要があるので、ルネッサはOFFがないから、ガソリンを止めるためのなにかが必要。ダイソーで買う。
  22. ダイソーといえば500円でラチェット機能がついた工具セットがあったのでそれも買う。
  23. タンクを外す。タンクを外し、シートを外しただけで大手術感ある。ダイソーのクランプがいい仕事をし、ガソリンをきちんと止めてくれた。ちょっと漏れたけど。
  24. レギュレーター、少し短い!バッテリーのほうから伸びてくる線を少しいじりながら、取り回しを調整する。長過ぎるのもアレだけど、短すぎるのもアレって感じですねこういうの
  25. タンク、シートを外したまま、勢いでオイルも交換しちゃおう、と思いドレンボルトを外すのに奮闘する。残念ながら外れなかった&案の定なめてしまった。チッッ、と舌打ちしつつ1時間以上頑張ったんだけどダメで結局あきらめ、シート、タンクを戻す。
  26. しばらく調べて見つけたのは、タガネでガンガンやって無理やり回しちゃうのが得策ということ。どうせマジェスティ用のをつけるんだし、古い方はどんだけ変形してもいいだろう、と判断しAmazonでタガネを買う。タガネって言葉、始めて聞きましたよ
  27. タガネが届く。ガンガンやっても全然動かず、というか場所が微妙すぎて気持ち良く力が入らないんすよねルネッサのドレンボルト。ということで秘技、バイクを倒す!!!これはだいぶ勇気が要りました。私のルネッサは右側に集合した形でスパトラが入ってるので、左側に倒しました。ドレンボルトが比較的上側に来る感じのやつ
  28. もうこうなったら本気出すしかない!!ということでタガネを当て、金槌でガンガンやりました、翌日筋肉痛になるくらいの力で。そしたらなんと回った!歓喜!頑張ってバイクを戻し、廃油入れを下に敷き、手にはビニール手袋を装着し、ドレンボルトを外す。
  29. ドシャー!という勢いで、おそらく半分くらいはガソリンが混ざってる(コックがPRIになってたから)ような匂いを放ちつつ、勢い良く真っ黒な液体が流れる。あんまドロドロしてなくて、思ったよりもさらっとしてました。ある程度出なくなったところでバイクをまっすぐにして、全部出す。
  30. マジェスティ用のドレンボルトを装着し、ついでに買ってたオイルフィルターも交換し、エンジンオイルを入れる。手が油まみれになるも、とりあえずやり遂げる。オイルジョッキみたいなやつは持ってないので、これもダイソーで揃えた。オイルの量は良く分からないけど1500mlにした。オイルフィルターを換えたし。ちなみに、まっすぐにして窓を見るの、なかなかハードじゃないです?難しかった〜
  31. きちんとオイルを入れ、よし!ここまで来たらあとはキーを回してセルを回すだけだ!と思ってセルを回しまくる。まだオイルが回ってないから?なのか分からないけど全然エンジンがかからない。なぬー?!そしてセルを回しまくったせいでバッテリーがなくなる。
  32. バッテリーを充電、取り付け、試しにエンジン始動したら、一発でかかった!電圧は14V前後。2分くらい暖機運転したけど電圧が落ちることもなく。17あたりで書いてたような自然とエンストしちゃうというのもなく。試しに近くのガススタまで行き、ガソリンを満タンまで入れ、トータル5kmくらいを走ったけど全く問題が観測されなかった。ゴール!

いやー、長かったです。ここまで読んでいただいてありがとうございます。
プラグ、バッテリー、オイルという、一般的な交換だけじゃ足らず、レギュレーター交換が含まれるのが一連の修理工程でした。これでもうバッチリ乗れるようになるはず。
と、私でも直せた!というのは自分の自信にも繋がりますね。これでちゃんと走れるんだ!という喜びがすごく強いです。死ぬまで乗ろうと思っているので、これからも適度に可愛がりながら乗り続けたいと思います。

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