夢とか持つべきではないのかもしれない

理想の自分と比較するといつも、自分の至らないところが目に見えてきて、本当にイヤになる。
この、思考の繰り返しについても、本当に嫌気が差す。

なんでこうなったのか。

つまるところ、めんどくさがることに起因しているのではないだろうか。
めんどくさがることと、関連して、物事を先延ばししてしまうこと。

理想の自分は万能型。なんでもできるタイプをイメージしている。
現実の自分はというと、いろんなところに中途半端で、情熱を持って自分を磨いてこなかったことの結果だと容易に想像できてしまう。

めんどくさがるのはなぜか。先延ばししてしまいたくなるのはなぜか。

怠惰。怠けたくなってしまう。自分を律するのがめんどくさい。
ぬくぬくしたところでぼんやりとお酒を飲み、生きていたい。

多分、そんなところだろう。

それはそれで良いのだ。それを選択したのだから。
それならいっそのこと、理想の自分は「ぬくぬくしたところでぼんやりとお酒を飲みながら生きていくことです」と言い放てば良いだけ。

けど、それができない。
それは、自分の理想とは大きくかけ離れているから。

理想とは。

そもそも理想なんて持たない方が、幸せに生きていられるのかもしれない。
夢なんて持たない方が、幸せに生きていられるのかもしれない。

そもそも夢とは。持つべきものなのだろうか。理想も然り。

人間は、成長すべきなのだろうか。

自分のやりたいように生きる、ことが人生の目的なのであれば、やりたいように生きる≠自分を磨き、夢を実現させるというケースだってあるでしょ。