5月18日 優しい嘘
どっちが正義だとか、良く分からなくなっちゃってさ。少年は、自分が原因で起こしたクラス内での諍いを、隣の部屋に住む、なんの仕事をしているか良く分からないおじさんに話した。いじめられている友達を庇ったら、今度は少年がいじめられるようになってしまった。こんなことなら、庇うなんてことしなかったのに、と。物事はこれ以上なくシンプルだ。いじめられている子が悪い。だけどそのいじめられている子は、家では二人目のお […]
どっちが正義だとか、良く分からなくなっちゃってさ。少年は、自分が原因で起こしたクラス内での諍いを、隣の部屋に住む、なんの仕事をしているか良く分からないおじさんに話した。いじめられている友達を庇ったら、今度は少年がいじめられるようになってしまった。こんなことなら、庇うなんてことしなかったのに、と。物事はこれ以上なくシンプルだ。いじめられている子が悪い。だけどそのいじめられている子は、家では二人目のお […]
心療内科って書こうとしたら、間違えて新緑、となってしまい、そうじゃん、新緑の綺麗な季節になってきたな、と思い返した。昨日と今日、家から一歩も出ていない。緑が遠い。ベランダで飼っている観葉植物を眺めながら、彼らが自らの腕のように延ばし始めた枝、そこから生えた葉が多くなってきたなぁと感じる。そんなふうに、ぼんやりしていたらどんどん暑くなって、知らず知らずのうちに夏を迎えるのだろうか。すでに43回分の夏 […]
先日買ったTOEICの本を少し勉強する。試しにトライしてみたリスニングの箇所、80%くらいできていた。思ったよりも調子が良くてビビる。普段はインド英語しか聞いていないから、いわゆる普通のイントネーションには自信がなかったから。まーこれに過信せず、取りこぼしたところの原因をはっきりさせて、さらなるスコアアップを目指したいと思う所存。 リスニングに限らず、TOEICって長丁場だから、集中力が切れてしま […]
4月24日の日記で、未来を信じるにはどうしたらいいか、ってのを書いて未来なんてものがあるから、望みを託してしまうのであって、未来なんてものがあるから、今に絶望してしまうのではないかと思っていて。 未来を味方につけると、思い描いた未来に近づくように行動を起こすから自分の人生を謳歌して生きていくことができるような気がする。だけど、もしいくら頑張ったとしても、思い描いた未来とは程遠い結果になってしまった […]
彼の顔が好きなの。なんでか分かんないんだけど。彼の、ボールを跳ね返そうとする時の、歯を食いしばった時の顔が。 応援しているチームが、防戦一方の展開。こちらとしてはなんとか自陣からボールを出してくれ、最悪タッチラインを割ってスローインでも良いから、と戦々恐々としている最中、彼女はそんなことを言った。 私の願いが叶ったというべきか、あまりうれしくはない願いなのだが、ボールが本当にタッチラインを割り、相 […]
ふと、気になったサイトの記事。割と有名なメディアサイト「キナリノ」の、「誰かのための人生になってない?幸せな「自分の人生を生きる」ヒント」というタイトルの記事。 誰かのための人生ってなんだろう。自分の人生ってなんだろう。 人間は、自分のために人生を歩んでいると思っている。子供だととてもわかりやすい。自分の欲求を満たすために、自分の欲望に対して真っ直ぐに向き合って生きている。 それが理想だとすると、 […]
長嶋有の作品は、いつもすかっとする。物語のすかっと性ではなく、歯切れの良い文章を読んだ時に感じる、爽快感。必要な言葉が最小限使われていて、物語も短編ということでさらっと読めるし、大好きだ。こんな風に文章が書けたら良いなー、と読むたびに思う。 思うだけではダメで、余計な言葉をなるべく使わないように、日々、魂を綴っている。魂を綴る、なんて大それた名前にしてるけど、あまり出し控えせずに心の赴くままに書い […]
プライドが高い人ほど、偏見を持ちやすいように思う。自分の中で固まった固定観念があり、それをベースにして物事を考えることが多いと思うから。 プライドって邪魔なものだろうか。誰にでも分け隔てなく接し、自分よりも相手を立てる人がいる。そんな人の周りには人が集まってくるし、信頼されていることが多い。 私はそんな人に憧れている。 そんな人の、プライドについてちょっと考えてみた。彼らにもプライドはあるはずなの […]
少し湿った空気。午前にバーっと雨が降った。 雨が降りそうな空のことを「今にも泣き出しそうな空」と表現することがあるけれど、雨=空の涙と誰が決めたのだろう。そんなことを思いながら歩いていたら、大きな水たまりに気づかず足を踏み入れてしまって、買ったばかりのスニーカーが濡れた。まさか、おろした日に水たまりへ侵入するなんて、このスニーカーを作った人ですら思いつかないだろう。 前を向いて歩くとか、上を向いて […]
ほぼ仕事しかしていない。 7時過ぎに起きて、小学2年の次男を小学校の近くまで送り、すぐ帰宅して朝食、で仕事をして18時40分くらいに終了。 言葉で書いてしまうと、わずか30文字くらいの一日だったんだな、と。 明日で最終日を迎える、友人みたいな同僚について その人が辞めると知ったのは、今週の月曜日。本人から、辞めるんだー、と聞いた。 人生には多くの出会いと別れがある。私も、おそらくそれぞれ数百程度の […]