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29日

8月29日 失敗から学ぶこと

ベランダでタバコを吸っていると、急に猛烈な雨が降ってきた。それはまるでお盆をひっくり返したかのような勢いで、私は驚き、ただ呆然と空を眺めることしかできなかった。自然の脅威。言葉で表すといかにも安っぽい印象のあるそれは、今まで幾度となく人間を恐怖のどん底に陥れてきた。今、日本で暮らしている人の大半の脳裏に焼き付いているのはやはり、宮城県沖で起きた2011年の大地震だろう。あの頃を思い出すと、日本はこ […]

8月29日 信念と社会と私

何年かぶりにジョージ・ウォーエルの1984年を読んでいます。前に読んだのは何年前だったか。確かスティーブ・ジョブズがこの話を題材に出して喋っていたことがあり、それで気になって読んだんだよな。 物語はものすごく閉塞感の溢れる世界の中で綴られています。未来なんてもんはねぇよ、そんなの気にした時点でお前は死刑だわ(誇張ではなく)みたいな話。どこの国の、なに党がそうさせてしまったのかは分からないけれど、き […]

7月29日 花火って、一瞬で出会いと別れを演出するんだよね

近くで花火の上がる音がしていて、ベランダに出てみると二箇所から花火が上がっているのが見えた。一つは超有名なところで、もう一つはどこだろう、ちょっとわからない、と思ってGoogle mapで方角を見てみたら、埼玉県のあたりかな、というところまではわかった。 花火に少し、思いを寄せてみる。大きな音と共に魅せる、一瞬の鮮やかな輝き。そのために何週間もかけて準備してきたんだろうな、と花火師の苦労なども考え […]

6月29日 解釈について

ニーチェは、物事の解釈についていくつか言葉を残している。 物事はいかようにも解釈できる。良い物事、悪い物事が初めからあるのではない。良いとするのも悪いとするのも、役立つとか役立たないとか、素晴らしいとか醜悪だとか、いかようであろうとも、解釈するのは結局は自分なのだ。しかし、どう解釈しようとも、そのときからその解釈の中に自分を差し込むことになるのを知っておこう。つまり、解釈にとらわれ、その解釈ができ […]

5月29日 一個一個の思い出が薄まってしまうような

案外生きてるな、と思う。会社にてカレンダーを見た時に、もう5月も終わりか!と思って、同じことを4月や3月でも感じていて、常にあっという間にすぎてしまうんだよな、そんな日々を過ごすことが、一歩一歩進むということが、人生なんだよな、と。 あっという間に感じるのは、日々の思い出をあまり植え付けずに暮らしているからなのかな、と思って、とはいえここで毎日日記を書いてアップロードしているけれど、確かに、記憶に […]

4月29日 子供は大きくなっていく

今日は約1ヶ月ぶりに日立台で柏レイソルの試合を観戦した。対するは京都サンガFCというチーム。向こうは当たりの強い印象があるから、厳しい展開になるかなー、というような感覚で柏熱2階の指定席へ。 子供二人と共に、自宅から自転車の旅。今日はめちゃめちゃ風が強くて、次男が自転車を漕ぐのが大変そうだった。だけど陽射しがあり、風は南風だったのかなぁ、なんとも心地良い気分で自転車に乗れた。長男は中学3年で、もう […]

3月29日

好きなものに囲まれて暮らすことが、どんなに幸せなことかと。 物欲って絶えないんだけど、ちょっと胸に手を当てて考えてみよう。今、自分が持っているもので十分なんじゃない?今あなたが持っているものを買った時の気持ちを思い出してみよう。それが手元に届いた時はどんなに嬉しかっただろうか。 わかってる。この世界は物で溢れている。あなたの物欲をどうすれば刺激できるか、企業の人たちはものすごく考えている。あなたが […]

4月29日

この時期にしてはだいぶ珍しく、すげー土砂降り。今年のGWは降ったり止んだりが続くようで、農作物がすくすくと育つような気がしています。 今週はとにかく気を遣うことが多く、メンタルがだいぶ疲弊したせいで、昨夜の飲酒量が半端なかった。家で飲んだから、帰路で路頭に迷うということはなかったのだけれど。 路頭に迷う。 不惑、ということばがあるけれど、自分の道をきちんと定め、それに従って進んでる人って、だいたい […]

3月29日

雲の多い、今にも雨が降り出しそうな3月29日を迎えている。今日は、長男の誕生日。あの頃も桜がほぼ満開を迎えていて、退院する頃には散っているだろうなと思っていた。 人をどう想うかは、人の勝手である。お節介と思われようが、自分の好きなように人のことを想うべきである。とは言いたいが、残念ながら「世間の空気」というものがあり、それに流される形で、自分の想いを、それに合わせてカスタマイズする必要が出てきたり […]