5月23日 ギンガムチェックの傘
雨上がりの街。水面に残った雨が、水飛沫となって車の後を追っている。やがて、静かに空へと舞い上がり、またいつの日か地上に落ちてくるのを待っている。雲の隙間から、ぼんやりと。 そんな循環を思い浮かべたのは、ついさっき思い出した、死んでしまった母のことがあったから。火葬の日、火葬場から舞い上がる煙のようなものが空に昇っていくのを見た。それはどこまでも舞い上がっていくように見えたけれど、そのまま宇宙まで飛 […]
雨上がりの街。水面に残った雨が、水飛沫となって車の後を追っている。やがて、静かに空へと舞い上がり、またいつの日か地上に落ちてくるのを待っている。雲の隙間から、ぼんやりと。 そんな循環を思い浮かべたのは、ついさっき思い出した、死んでしまった母のことがあったから。火葬の日、火葬場から舞い上がる煙のようなものが空に昇っていくのを見た。それはどこまでも舞い上がっていくように見えたけれど、そのまま宇宙まで飛 […]
雨。猛烈な雨。昨日の真夏日から一転、肌寒い一日。 今日は柏レイソルの試合があった。アウェーで、アルビレックス新潟と。大雨のなか、選手たちはピッチ内を駆け巡っていた。結果は0-0のスコアレスドロー。勝てなくて悔しいような。けど負けなかったから勝ち点1が入り、それで満足かといえば首を縦に振るような状況。なんてったって勝ち点1だって欲しいような状況だもんね。 昨日から、司馬遼太郎の竜馬が行くを読み始めた […]
晴れと雨、どちらも愛すことが、真理。 少年は、晴れだけが好きだと言った。そんな彼は外で遊ぶのが好きで、雨だと遊べないからだと言う。 確かに雨だと洋服は濡れるし、行動が限られてしまう。 だけど考えてみよう。雨の後に訪れる晴れ間のことを。それは雨が降るからこそ、そのありがたみが分かるのだから。または、雨音のことを。あの独特な、パラパラという音は心を癒してくれるではないか。多分、むかーしむかし、洞窟の中 […]
少し湿った空気。午前にバーっと雨が降った。 雨が降りそうな空のことを「今にも泣き出しそうな空」と表現することがあるけれど、雨=空の涙と誰が決めたのだろう。そんなことを思いながら歩いていたら、大きな水たまりに気づかず足を踏み入れてしまって、買ったばかりのスニーカーが濡れた。まさか、おろした日に水たまりへ侵入するなんて、このスニーカーを作った人ですら思いつかないだろう。 前を向いて歩くとか、上を向いて […]
奥さんの買い物を、車内で待つ 今年は雨が多い印象です。 午前にバタバタと片付けたキャンプ、雨に降られなくて良かった
関東地方は、なんとなく久しぶりな感じの雨。まとまって降ることが少ない季節なので、雨が降ってしっとりした空気になると少しだけ嬉しい。 雨は煩わしい。傘を持つのが嫌いなので、なるべく雨の降る日には外出したくないと思ってしまう。服が濡れるとか、いろいろ面倒だと思ってしまう。 そんなに嫌われる存在ではないだろう、本当は。ベランダでいくつかの植物を飼っているので、彼らにとってまさに恵みの雨なはずで(雨がかか […]