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読書感想文

4月1日

ソフトウェアはシステムの品質を検査するような仕事をしているのだが、突き詰めると、限度がよく分からなくなってくる。 良い塩梅というのはどんな世界にもあるもので、のめり込むのは身体に悪い。 ここのところエピクテトスとニーチェに傾倒していたのだが、それもハマりすぎると厭世的になってしまい「あぁ今すぐにでも死んだほうが楽になれる」と考えたりするので、それもよく考えるとのめり込む例なんだなと思う。 十分な品 […]

孤独と向き合うには、人と触れ合うことが必要なのではないかと

急に、妙に人恋しくなる時って、あるじゃん これも価値観によるものなのかもしれません。ふと周りを見渡すと、気軽に声をかけられる人がいない。沢山の人はいるのに、私の知り合いではない。休日、10時くらいにダラダラ起きて、ベランダに出てみると、めっちゃ良いお天気。なんとなく気分が清々しく感じられ、いろんなことがポジティブに見えてくるのに、この喜びを伝える人がいない。そういう時に、「自分って孤独だな」と思っ […]

マイ・ハウス | 小倉銀時 | ☆☆☆

Kindle Unlimited でお勧めされたので読みました。パート暮らしのオバちゃんが、競売に出された一戸建てを買い、そこに住む女とどうのこうのする話。以下、ネタバレを十分に含むのでご注意ください。 人は没頭すると、自分のことから逃げる 自分の家庭内に様々な問題を抱えていて、このオバちゃんは「戸建てを買えば全て解決する」と考えている。人間は、現実から逃避し、夢を見て、それを叶えようと必死になる […]

笹の船で海を渡る | 角田光代 | ☆☆☆☆

第二次世界大戦中、少女時代だった女性の話。彼女は疎開中に出会った(と思われる)女性と人生を共にし、いろいろなものに執着しつつも、自分の人生を見つめ直して過ごしていく。 角田光代の小説をKindle Unlimited で見つけてしまったので、取得してから没頭するかの勢いで読んでしまいました。 小説についての感想 過去は変えられないという言葉を何度かこのブログでも書いています。もうすでに過ぎてしまっ […]