6月11日 楽しい思い出だけ抱えて、生きていけたら

今日は夜ラン。聖地、日立台のスタジアムを折り返し地点とした11km。
すこーしだけ霧雨が降っていて、それが逆に心地よかった。

今日は何か考えごとをしながら走ったかな、と思っても、特に思い当たるものはなし。
深く考えずに、自分の走るペースと、心肺機能が限界を迎えないようにすることをずーっと考えていたような気がする。
耳には2020年の私のプレイリスト。当時は長男がある日本のバンドにハマっていて、その曲がたくさん流れるようなプレイリストに仕上がっていた。
あれから3年。そうか、2020年といえばやはりコロナウイルス最盛期だった頃じゃないか。
私はずっと在宅勤務になり、生活がガラッと変わった。
私なりに考えてみて、大きな変化は、通勤がなくなったことで本を読む時間がガクンと減った。当時はよく、朝と夕方にモラトリアムみたいな時間を設け、その時間にウォーキングをしたり、読書したりすると良いみたいな記事がたくさん目についた。
私はそんなふうに時間を使うことはなく、仕事を長めにしたり、早く仕事が終わった時にはお酒を飲む時間にしたり、あまり特定の物事に決めることなく時間を使っていたように思う。
いや、というか、2020年は私史上、一番やばいプロジェクトのQAをやっていたんだった。当時は21時からミーティングがあったり、朝も8時くらいから仕事したりなど、通勤時間がなくてよかった、なぜなら仕事ができるからみたいなマインドで生きていたのを思い出した。
レイソルはどんな年だったっけか。J1に戻ってきた年だったよな。ミカがいたり、江坂がいたり、クリスがいたりした年だったか。何度かスタジアムに足を運んだような気がするけれど、ごめん、あんま覚えていないな。

2020年なんて、つい最近のことなように思う。
けれどそれから3年、きちんと地に足をつけて、生きてきたんだよなぁ。
あの頃は楽しかった?と自問しても、あんま覚えてないんすよね、くらいしか返す言葉が見つからないんだけどね。
過去、楽しかったかというと、その都度つらかったようなことがあったんだと思う、だけどそういうのって昇華してしまう気がするんだよな。
楽しい思い出だけ抱えて、生きていけたら良いのかもしれないけどね。