6月6日 自分の歩む先を、自分の理想とする方向へと

あの頃の自分に戻れたら、と自分のふっくらしたお腹を見て思う。
あの頃、今から10kgぐらい痩せていた頃の体型が、とても大好きだった。

過去の、自分がかつて歩んできた道の頃を考えてみることは、自分を前進させているのだろうか。
もしかすると、今の自分という存在を否定しているのではないか、と。

違うのだ。
今の私は未来に向かんで少しずつ歩んでいるのであって、過去の自分に戻りたいわけではない。
たまたま、私の歩んできた道のなかで、「あの頃は良かったな」と思える瞬間を思い浮かべているだけなのだから。

もしかするとそれは、恵まれていることなのかもしれない。
自分の思い描く理想を、自分が歩んできた道の瞬間に出会っていたのだから。
だとすると、今の自分をまず肯定してあげて、あの頃生きていた自分を思い描き、それに向かって進むだけなんだろうな。

未来って難しい。難しいけれど、未来は359°の可能性に満ちているから、自分の歩む先を、自分の理想とする方向へと足を向けるだけなんだよな。
もしかすると、私の選択は、未来の方向性を340°狭めてしまうかもしれない。だけど、残り19°あるんだから、そこからまた自分の思い描く方向へと、足を向ければ良いのだろう。