5月17日 昔話に花を咲かせすぎて

昨夜は、私が前に在籍していた会社の元同僚たちと数年ぶりに会い、だいぶ飲みすぎてしまった。
タバコも吸いまくったので、喉が痛い気がする。
今朝方すこし二日酔いっぽかったけど、お昼にサバ味噌の缶詰をおかずにご飯を食べ、ようやくいつもの感覚になってきた。
二日酔いって、宿酔いって書き方をするんだよなー昔の本だと。うまい字を充てるなぁと感心したことがあった。
私がそれを知ったのは、太宰治の人間失格、だったかなぁ。芥川龍之介の何か、だったかもしれない。忘れてしまった。

昔のメンバーと、昔話をするのって楽しい。
皆、それぞれの現在地点は別々だけど、当時を振り返って色々な思い出話をするのは、なんて楽しいんだろう。
生きてるって感覚。私がその道を辿ってきたからこそ、こうやって人生のご褒美みたいな楽しみが生まれるんだから。
最近は心療内科に通っていて、太ってきた点と、走る方に気力が向かないと言ったら、みんな驚いていた。
あと、その会社に残っているメンバーから、会社に戻ってきてほしいと言われた。嬉しかった。
私を必要としてくれているというのが、話の端々から、ひしひしと伝わってきていた。ごめん、戻らないけどね。とは言わなかった、言えなかった。
いつか戻っても良いとは思っている。そういう心理的安全があるのって、安心する。

私が、今の会社に留まっている理由ってなんだろう。
給料。人間。やってる内容。
「給料」が一番最初に思い浮かぶのって、なんかそういう人間なんだなぁって思ってしまう。
一番大事でしょ、と思うけど。
私は、情熱だとか、絆みたいなものにはあんま惹かれないんだよなぁ。ドライというべきか。
あ、けど今の会社で私のロールモデルになってる人がいて、その人がいるからこの会社にいる、っていうこともある。こういう人間のつながりって大切な気がする一方で、だけど一番大事なのはそこじゃな、というダブスタっぷり。人間だもの、どっちも大切だって思ったっていいじゃない。
そういう人が、私が前いた会社にもいたら良いのかもしれない。今の段階では、その会社の中に、そういう人は見つからなさそうな気がしている。