絞り出す声
日々、一生懸命生きています、と自分が喉を振り絞って大声で叫んだとしても、それはあなたには届かないのかもしれない。あなたは、私の声に耳を傾けるようなことなんてしないから。 それでも私は、叫ぶよ。叫ぶことで、自分のスタンスが明確になるから。 エモいことを考えている。 仕事は、お金を得るための道具。仕事は、自分を承認するための道具。仕事は、自己実現のための道具。 そんな仕事に振り回され、気分を害する。そ […]
日々、一生懸命生きています、と自分が喉を振り絞って大声で叫んだとしても、それはあなたには届かないのかもしれない。あなたは、私の声に耳を傾けるようなことなんてしないから。 それでも私は、叫ぶよ。叫ぶことで、自分のスタンスが明確になるから。 エモいことを考えている。 仕事は、お金を得るための道具。仕事は、自分を承認するための道具。仕事は、自己実現のための道具。 そんな仕事に振り回され、気分を害する。そ […]
たまにはハメを外そう、から夜更かし、深酒、深夜のラーメンを過ごした翌日、案の定二日酔いで頭痛のする中仕事して、あんなことするんじゃなかったと後悔してる。そして翌日は飲酒せず、早めに寝ようとしてる。 自分のやりたいことをやるということが、私が機嫌良く生きるための秘訣だと信じてやまないが、そうやって過去の自分を否定し続ける自分がいる限り、幸せな気分は訪れない。 そもそも「たまにはハメを外そう」について […]
今自分が見えている世界が、全世界の1000万分の1程度のサイズだとして、残りの1000万分の999万9999を味わうことなく最期を迎えたとして、誰が自分を責められるだろうか。 私は、その1が私の手元に残れば、それで十分なのだから。 もしかしたら私は、もっと楽しいことを知らないのかもしれない。パクチーが好きじゃない人に、「人生の半分を損してる」と言う人がいる。冗談なのはもちろん分かっている、が、パク […]
罪を憎んで人を憎まず、、、 最近、罪を犯す人間が育ってきた環境について考えたことがあり、彼らは望んで罪人になるような人間ではなかったのではないか、と。そもそもの話。 だからといって加害者を擁護するつもりは毛頭ないのですけれど。池袋のプリウスの話についても、早いとこ罪人認定して欲しいな、と思う程度の。 で、罪を犯し、刑務所に入り、入って直ぐか、何年経ってからかはその人次第ですが、「自分はこんな人生を […]
彼はずっと燻り続けていた。自分の思い描く理想は、こんなものじゃない。自分にはもっと大きな称賛が。誰もが、自分を一目見ただけで卒倒してしまうような、うねりのある興奮を。ロンドンの空港で働く青年は、やがて自分を表現するための方法を考えていた。 フレディはずーっと、死ぬ瞬間まで葛藤し続けたように見えた。 自分のルーツ。身体的な特徴。思考。親との確執。家族というものについての考え方。 葛藤したところで、そ […]
木々が、風になびいて揺れている。さっきまで降っていた雨が、葉っぱが揺れたせいで、落ちる。重力。引力。その水滴が私の頬に直撃し、唐突に濡らしていく。 人を疑うことは簡単にできる。そして、自分が信じることのできる人は、自分だけだ、と痛感する瞬間がやってくる。自分だって、たまに、自分を裏切るではないか。自分が期待していたものを達成できなかったことだって、たくさんあるじゃないか。 在宅勤務が主となり、画面 […]
5月にしては、割と強く大きな粒の雨が降り注いでいる。傘の、骨と骨の間をすり抜けるように流れてきた風が、私の頬をひんやりとした指先で撫でていく。その風は湿気を含んでいる。顔がベタつく。少しだけ、それを不快と感じる。私は歩みを速める。 昨夜、ウイスキーを舐めながら綴った小説は、朝を迎えてから読み返したら、予想以上にさび付いていた。またダメだった。夜は魔法がかかる。自分の描くストーリーに対して、盲目にな […]
少しずつ、人生を先に進めていく。進めていく、という言い方は正しくない。進んでいくのだ。時間は勝手に進んでしまう。私が、「ちょっと待って!」といくら叫んだところで、そんな甘えには耳を貸してくれないようなのだ、どうやら。 私はなにかを成し遂げたのだろうか。私はこの先、なにかを成し遂げるのだろうか。 成し遂げる、とは。誰に対して、何に対して、何を遂げるのだ。 5年くらい前からであろうか、私は、生きる目的 […]
札幌のジェイ選手が、福岡のカウエ選手に対し、人種差別?!と思われるジェスチャーをしたという話。ツイッターで急激に伸びているのを肌で感じています。 だいたいは、ジェイ選手に対する、それはひどいだろ!という感じに見えます。 確かに、私も、ひどいと思うんですけどね。 ただ、 それ以前に、 カウエ選手のように肌の黒い人と、ジェイ選手のような肌の白い人に対し、典型的な人種差別の構図を、みんな持ってるんだな、 […]
レイソルの試合が終わり、スタジアムから自宅まで、自転車で帰った時のこと。 途中、ほんの少しだけ下り坂の箇所があり、そこをギア最高にして疾走した。 まさに、疾走を体現する走り。つい最近まで長男が乗っていた140cmくらいの人用、24インチクロスバイクに乗っていったので私の身長からするとめちゃめちゃ小さくて、膝がハンドルにぶつかりそうなほどだったから、実際のスピードは大したことなかったと思う。けれど、 […]