日曜日、そして雨。
朝少しだけ走った。8km。少し気温が高かったせいか、10kmまで到達できなかった。
途中、めっちゃ細い女の人が走っていて、その横を通り過ぎた。
自己顕示欲の塊だな、と自己嫌悪になる。
自己嫌悪。自分を嫌いになれる理由なんて、すぐにたくさん見つかる。
有名人は、有名税と呼ばれている、いわゆるアンチからの反応に苦慮していると聞いたことがある。
それは有名とか無名とか関係なく、私みたいな人間でも、アンチからの反応があったりする。しかもそれは他人ではなく、自分自身から。
8kmも走れるなんてすごいじゃん!しかも結構速いペースで!っていう声だって、自分自身に聞かせることができるだろう。
だけど、私は、あのめっちゃ細い女の人よりも速い自分を見せたかったという、とても卑しい心をクローズアップし、それに対してアンチさながらの罵声を浴びせるのだ。
罵声は、快感なのかもしれない。
アンチとして罵声を浴びせたことは、私はないのだけれど、一定数、いつまで経ってもそういう人間が消えないということは、そのやっかみというか、卑屈な心、そして匿名という、自分が安全なところにいながら、人を傷つける。その快感。
いや、よく分からない。
自分を傷つけると、自分が傷つく。自分に対する罵声というのは、自分を陥れる…
つまり自殺行為ということになるのかな、きっとそうだろう。
深く考えると、身体に良くない領域に入る気がするのでこの辺で