絞り出す声

日々、一生懸命生きています、と自分が喉を振り絞って大声で叫んだとしても、それはあなたには届かないのかもしれない。あなたは、私の声に耳を傾けるようなことなんてしないから。 それでも私は、叫ぶよ。叫ぶことで、自分のスタンスが明確になるから。 エモいことを考えている。 仕事は、お金を得るための道具。仕事は、自分を承認するための道具。仕事は、自己実現のための道具。 そんな仕事に振り回され、気分を害する。そ […]

昔から変わってない

学級委員に選ばれるような人間だった自分、なぜそんな風に見られていたのかと考えてみたのだけれど多分、落ち着いて見えるからなのだと思う。 落ち着いているのではない。自分の中でたくさんの葛藤が生まれていたし、みんなと同じように喜怒哀楽、様々な感情を抱いていた。 条件反射的に動くことがあまり得意ではなかった当時、それができるような人間、例えば体育がめっちゃ得意な人、給食をめっちゃ早く食べられる人、彼らを羨 […]

なんでも否定する

たまにはハメを外そう、から夜更かし、深酒、深夜のラーメンを過ごした翌日、案の定二日酔いで頭痛のする中仕事して、あんなことするんじゃなかったと後悔してる。そして翌日は飲酒せず、早めに寝ようとしてる。 自分のやりたいことをやるということが、私が機嫌良く生きるための秘訣だと信じてやまないが、そうやって過去の自分を否定し続ける自分がいる限り、幸せな気分は訪れない。 そもそも「たまにはハメを外そう」について […]

パクチーを我慢してまで食べるべきなのか

今自分が見えている世界が、全世界の1000万分の1程度のサイズだとして、残りの1000万分の999万9999を味わうことなく最期を迎えたとして、誰が自分を責められるだろうか。 私は、その1が私の手元に残れば、それで十分なのだから。 もしかしたら私は、もっと楽しいことを知らないのかもしれない。パクチーが好きじゃない人に、「人生の半分を損してる」と言う人がいる。冗談なのはもちろん分かっている、が、パク […]

親愛なる隣人

すぐに身体を求めてくるその思考。男って本当にどうしようもない生き物だ。一度、それを断ったらあからさまに態度を変えた男がいた。名前なんてすぐに忘れたけど。 私の身体は汚れているのかもしれない。私は、何かに縋りながら生きていかねばならぬと気付き、それが、私を求めてくる男という存在だと気づいたのに、そう長く時間はかからなかった。承認欲求。私で果て、そんな人間の腕に絡まりながら、自然と意識を混濁させていく […]

ランニング | 5km | 5分5秒/km

起きたら雨がぱらついていて、外に出る気がめっちゃ失せた。今日はわりと走る気満々で、昨夜はお酒を控えめにして十分に水分を摂ったし、糖質も取ったし、割と準備万端にして寝ました。 相変わらず眠りは浅めで、何か夢を見た気がする。夢って本当にすぐ忘れる。けど多分、書き留めて残すほどの夢ではなかったのだろう、と。 眠りが浅いせいで、「良く眠れたー!」という喜びが減っている気がする。ということで機嫌の良い寝起き […]

悪いのはその人ではなく、その人を作りあげた環境、なのであれば

罪を憎んで人を憎まず、、、 最近、罪を犯す人間が育ってきた環境について考えたことがあり、彼らは望んで罪人になるような人間ではなかったのではないか、と。そもそもの話。 だからといって加害者を擁護するつもりは毛頭ないのですけれど。池袋のプリウスの話についても、早いとこ罪人認定して欲しいな、と思う程度の。 で、罪を犯し、刑務所に入り、入って直ぐか、何年経ってからかはその人次第ですが、「自分はこんな人生を […]

ランニング| 10km | 5分26秒/km

雨上がりの10km。起きたら9時で、そのまま惰性で一日を過ごすような予感がしていたのだけれど、それじゃもったいないと感じ、ランニングウェアに着替えた。 朝ランに至るまでの心境は、2種類ある。前日夜に計画するもの。明日、起きたら走ろう、ルートはこうしよう、みたいなところまで決めて、お酒やご飯の量を調節し、身体のコンディションをできる限り万全にしておく。この場合、朝寝坊や二度寝をしない限り、予想通りの […]

ブレイクスルー

彼はずっと燻り続けていた。自分の思い描く理想は、こんなものじゃない。自分にはもっと大きな称賛が。誰もが、自分を一目見ただけで卒倒してしまうような、うねりのある興奮を。ロンドンの空港で働く青年は、やがて自分を表現するための方法を考えていた。 フレディはずーっと、死ぬ瞬間まで葛藤し続けたように見えた。 自分のルーツ。身体的な特徴。思考。親との確執。家族というものについての考え方。 葛藤したところで、そ […]

相槌の話

木々が、風になびいて揺れている。さっきまで降っていた雨が、葉っぱが揺れたせいで、落ちる。重力。引力。その水滴が私の頬に直撃し、唐突に濡らしていく。 人を疑うことは簡単にできる。そして、自分が信じることのできる人は、自分だけだ、と痛感する瞬間がやってくる。自分だって、たまに、自分を裏切るではないか。自分が期待していたものを達成できなかったことだって、たくさんあるじゃないか。 在宅勤務が主となり、画面 […]