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哲学

我慢していることに気づかない人間

我慢することがデフォルトになっている人がいる。そんな人は、「自分、ほんとは我慢してるんすよね」という気持ちにすらならない。それがデフォルトだから。 それがデフォルトでも、ストレスなく生きていける人なら問題ないだろう。だけど100%の人がそういうわけではないはずだから、困る。 デフォルトで我慢していることが自然だから、それが原因で被ったストレスすらもデフォルトとして感じてしまう。そしてその状況を打破 […]

なんの役にも立っていない

なるべく客観的に、今自分の置かれている環境を見渡してみて、それに対して今の自分が、その環境に対して何か役に立つようなことを担っているのだろうかと考えた時に、その答えが、何一つとして浮かんでこなかった。 つまりそれは自分が今、この地球という環境に対してなんの役にも立っていないということを意味する。むしろ空気を吸い何かを食べ、つまり地球のリソースを無駄に消費するだけの生き物ということになるのであろう。 […]

自由って難しい

自分は自由だ。 自由ってなんだ。 自由、っていう文字を何度も繰り返し、その文字自体を凝視していたら、じゆうって読めなくなってきた。 森博嗣によると、自由は、自分が計画した通り、予定した通りに生きること、だそうだ。 こんなにシンプルに、自由の意味を定義できるなんて!と、私は彼の才能に嫉妬した。 自由について少し考えたい。 生活な自由と聞いて連想するものは、たしかに、自分が思い通りに生きていることにつ […]

日常生活を豊かにすることの意義とか意味とか

手の届く範囲には、全力を尽くす。これはいろいろな哲学の考え方で、基礎となるものだと思う。哲学に正解は無いと思うので、少し濁したけど。 手の届く範囲は、自分の意思でどうにかなる物事。自分の意思、それ自身や、自分が今持つ体力、気力、財力を使って手に入れられる物事。 手の届かない範囲は、自分の意思ではどうにもならない物事。シンプルに言うと、過去と、他人の感情。 私はこのブログで理想論ばかり語っていて、書 […]

人と比べるくらいなら、自分の生を全うしてみろよ

自戒を込めて。 ここ半年くらいで、だいぶ気持ちを切り替えてきているのだけれど、私はすぐ他人と自分を比べてしまうところがあって、自分はダメだと思うこともあれば、逆に、あいつはダメだと思うことがあったりもする。他人と自分を比べることで、相対的に自分が劣っているとか、優れているとか、そんなことを考えてしまうのはもしかしたら人間の性なのかもしれない。人間というか、生き物の性だったりするのかな。 けどそれっ […]

可能性の話

不惑というのは40歳のことを指す。これは自分の可能性についてどのように捉えるかという点において、そういう年なのかな、とふと考えた。 自分の将来について、可能性は無限大で、極端なことを言うと死ぬ直前まで自分の将来というものの可能性は無限大に広がっていると考えることもできるのだろう。私は自分が今持っているリソース、例えば身体能力、思考力、財産、家族、といったものの枠を超えて広げて考えるほどの突飛な可能 […]

夢とか持つべきではないのかもしれない

理想の自分と比較するといつも、自分の至らないところが目に見えてきて、本当にイヤになる。この、思考の繰り返しについても、本当に嫌気が差す。 なんでこうなったのか。 つまるところ、めんどくさがることに起因しているのではないだろうか。めんどくさがることと、関連して、物事を先延ばししてしまうこと。 理想の自分は万能型。なんでもできるタイプをイメージしている。現実の自分はというと、いろんなところに中途半端で […]

なにも変わらない

2021年になった。人類が作った暦という意味での、ただの区切り。 ただぼんやりと日常を過ごしていた生き物たちは、その、日常に意味を持たせようと思い、カレンダーを作った。当初は懐疑的だったはずだ。そんなん、なんの意味があるの?と思ったはず。そりゃそうだ、カレンダーを作る目的がぼんやりとしていたはずだから。 だけど、その小さな積み重ねはやがて大きな意味を成すことになる。カレンダーは、年の区切りというも […]

そっち側のこと

ぼんやりと、死ぬことを考える時期に入っている。年に数回、そっち側のことを考える。寒くなるからなのかな、ときっかけを考えることが良くあるけど、きっときっかけなんてその時々で違うはずで、いくつかの思考が重なり、そっち側のゾーンに入ってしまうのだと思っている。季節の移ろいに思いを馳せるのと同じような感覚で、死ぬことについても思いを馳せるだけ。たぶん、ただの暇つぶし。つーかだいたい全部そうだろ。 結局人間 […]