7月31日 成長することについてその2

昨日、人が学び、成長することについてブログを書いた。
あんまりまだ自分の中では合点がいってなくて、それはなぜかというと、人は意識的に学ぼうとしなくても、無意識のうちに学習しているだろう、ということがあり得るからかもしれない。

ちょっと視点を変えてみる。
上述した「無意識のうちに学習しているだろう」という点について。
例えば、私たちは時間を持て余した時にニュースサイトで最新のニュースを見たとしよう。
最近ではニュースに匿名でコメントを載せることができるところが多い。
そのコメントから、人の考え方というのを学ぶことができる。
こんな感じで、何かから意識的に教わろうと言うもの以外から、人は吸収することができる。
だけどここで、意識的に「人の考え方を学ぶ」と考えながらコメントを読むことで、意識的にその考え方を学ぶことができるはずだ。

となると、学ぶことを意識することでより深く、そして意味のある学びを得ることができる。
無意識的な学び自体も重要で、それがあることで意識的に学ぶことのきっかけを掴むことができるのではないだろうか。
それをきっかけとして、意識的に深く学ぶことで、自分自身の知識や理解に組み込むことができるはず。
さらに、自分の得た知識をベースに、一段階ステップを上げて、さらに深い分野へのドアを開けることになるだろう。

人は意識的に成長することができる。
毎日の生活の中で私たちが遭遇する無数の情報を吸収し、それをどのように自分自身の成長に利用できるかを理解する。
無意識的な学びから、意識的な学びへと移行することで、より深く、完全に理解し、そして新たな可能性を開くことができる。
学びは人間の基本的な能力なのかもしれない。
意識的に学んでいくことで、そのプロセスを有意義で、充実したものにすることができるだろう。