6月27日 私にとってのゴールってなんだろう

出社。適度に人と話し、お互いを認識する活動を経て、私は生きていると感じられた。大事なのは目を合わせることで、そうすることで言葉だけでは伝えられない空気感を共有することができるよなぁと実感した。私の拙い英語でも、ちゃんと理解しようとしてくれる人がいるのはありがたい。相手はインドの人。お互いに第一言語が英語ではないところも効いてるのかもしれない。

英語を話せると、13億人と話せるようになる、と子供の頃に聞いたことがあった。だけど今はインドだけでその人口になっているのだから、今はもっと多くの人と話せるようになるのだろう。インドの情熱はすごい。インドに頭の良い人が多いみたいな触れ込みがあるけれど、実際のところ、全人口に対する割合は日本のそれと近いのではないだろうか。頭の良い人が多い、なんて十把一絡げにしてしまうところにミスリードが生まれているような気がする。

人間は一様ではないから、それぞれに得手不得手があるだろう。私にとっては交渉事が苦手、人にものを頼むのが苦手だったりする。たぶん、そういうところをみんなで補いあって社会が成り立っているんだろうなぁ。全能な人なんて幻想だ。そういうスーパーマンには憧れるけど、スーパーマンにだって不得手なところはあるだろう。だから、人をある決まった側面だけで見るのは良くないよ、という話。

だけど、人間はみんな成長したがっている。昨日の自分を超えるために、日々、努力しながら生きている。人生のゴールってなんだろう。私にとってのゴールってなんだろう。答えなんてすぐには見つからず、というかそれを探しながら生き続けるのかもしれない。もしかするとゴールなんてただの幻想で、ただ生き、自分の寿命を全うするのがゴールなのかも。そういうことだろ。