自分の知らない自分のことを、自分は知るべきだろうか
私は、私のことをなんでも知っていると思う。そりゃ、もう42年も一緒に暮らしているのだから、私に関するほとんどのことは知っているはずだ。例えば、自分がどんなことに喜びや悲しみを感じるか。どんな事実に反応するか。もしくは興味がないか。それらを記録して統計として残しておくことで、たぶん、「私ってこんな人です」という自己紹介の文章が出来るだろう。 だけど、本当の自分は、それだけではない。他人が私のことをど […]
私は、私のことをなんでも知っていると思う。そりゃ、もう42年も一緒に暮らしているのだから、私に関するほとんどのことは知っているはずだ。例えば、自分がどんなことに喜びや悲しみを感じるか。どんな事実に反応するか。もしくは興味がないか。それらを記録して統計として残しておくことで、たぶん、「私ってこんな人です」という自己紹介の文章が出来るだろう。 だけど、本当の自分は、それだけではない。他人が私のことをど […]
タイトルで全て簡潔してしまうような話ですけれども。 何度か、継続することが一番の才能、みたいな投稿をしたことがあります。 才能ってまず、自分がそれを好きだな、と思えるきっかけに気づくことで、そしてそれをゆっくりと温めながら、自分のものにしていくことだよなと考えていまして。 そしてそれが人の役に立つようなものなのであれば、周りにも好影響を与えるのだから、誰にとっても得ですよね。 ゆっくりと温めること […]
ここのところ、仕事に対してだいぶやる気を失っている。やる気というのは後からついてくるものだから、最初に自分の中で締切みたいなものを設けてしまえば、自然と危機意識が生まれていつの間にかやる気が出てくるだろ、とある程度経験則みたいなものがあるのでそれを活用しようとしたが、そもそも締切を設定しようとする意識に対して抵抗する別の意識が生まれてしまい、あーだめだこりゃ、ということで午後をお休みして昼寝した。 […]
長男が12歳になる日を迎えています。同時に、私は、父になって12年が経つという日になりました。 長男も、次男も、日々、本当にすくすくと育っていくのが分かります。今イマで言うと長男は情緒が複雑になってきていて、いろいろな感情を持つようになりました。そしてそれを伝えるための言葉も覚え始めているように感じます。次男はまず身体の成長、そして長男と同様に、喋る言葉の種類が増えてきました。 以前、私は脇役とい […]
桜の季節には、飛鳥山公園へよく散歩しに行った。王子には23歳から26歳くらいまで住んでいた。 飛鳥山は桜の名所として有名で、この季節になるとたくさんの人が桜を見に訪れた。私もその1人だった。今の奥さんとはその頃から付き合っていたので、2人でぶらぶら散歩していたのがつい最近のように感じる。 あれから20年近く経つのか。王子を離れた頃を最後に、王子には訪れていない。同様に、飛鳥山にも行っていない。きっ […]
仕事で、自分のできないことばかり浮き彫りになって、めちゃくちゃ自信を喪失した1週間でした。普通に凹み、改善の兆しが全く見えず、ただただ、日々をやり過ごす日々でした。 こういう時は、たぶん、自分の出来る事に集中して取り組むことが必要なのかな、と思います。そう思って、騙されたと思って、描きかけの小説に手を加えたり、ランニングしたり、桜の美しさに胸を打たれたりして、とりあえず自分というものを取り戻せたよ […]
私の声が届かない。そもそも、私の声はそんなに大きくないんだった。この世界は、私の声なんて必要ないのだった。私が何を考えて、何を発言しようが、季節は移り変わっていくのだった。 そんなことは4歳の頃から知っていた。 真夜中、1人で散歩していると、ある人のことを思い出す。少し好きだったような、けど別に恋人になるほどでは、、と躊躇してしまう人だった。もしかしたらあれが「男女間に芽生えた友情」なのかもしれな […]
主に仕事関係で、うまくいかない感じのものごとが続いていて、心の居所、持って行き所がきちんと定まらない一日でした。 知ってる。そんな一日があることなんて、生まれた時から知ってた。知ってたけど、知ってるんだけど、どうやってもおさまりどころが見つからない今日は、その場をしのぎつつ、とりあえずやっつけました。 自分の思い通りにいく人生のほうが、もしかしたらつまらないのかもしれません。なるべくなら苦労派した […]
相変わらず機嫌良く暮らしていくにはどうしたら良いかと言うのを考えています。 ホント、ものすごい時間を使って考え続けているような気がします。それだけ時間を使っているのに、思いつくのは、新たなアイデアではなく、哲学書や心理学の本で書かれていることばかりなんですよね。 多分、私には新しいアイデアを思いつく才能がないのかもしれません。それよりは、過去の人が築き上げた知識をかみ砕き、自分の中で浸透させるほう […]