未来は僕らの手の中にあるのかもしれぬ
2046年に迎えるシンギュラリティという現象のことを最近、よく考えることがあり、それはつまり人工知能が人間の能力を上回ることらしいのですけれど。 機械が人間をコントロールするのは、今に始まった事ではないと思うんですよね。きっかけは産業革命だと思っていて。機械仕掛けの工場で働く人間は、つまり機械に操られているってことじゃないですか。今でいうとライン生産をしている工場なんかはみんなそれだと思うんですよ […]
2046年に迎えるシンギュラリティという現象のことを最近、よく考えることがあり、それはつまり人工知能が人間の能力を上回ることらしいのですけれど。 機械が人間をコントロールするのは、今に始まった事ではないと思うんですよね。きっかけは産業革命だと思っていて。機械仕掛けの工場で働く人間は、つまり機械に操られているってことじゃないですか。今でいうとライン生産をしている工場なんかはみんなそれだと思うんですよ […]
自己肯定感を高めよう高めようと日頃から考えていたけれど、それは難しいということが分かった。HSPから来る、自分自身への低い評価は根本的には治らないものなので。 違う。治る治らないという話ではない。もともと悪かったものではないはずだから。つまり、治らない。悪くないから、治すという感覚が間違っている。もしくは、治す(というより正す)べきは私の感覚。自己肯定感を高く持っているほうが、人生を軽やかに過ごせ […]
私は、両親が出会い結婚していなければ生まれてこなかったはず。もし両親が出会っていなければ、もしくは出会っていても結婚していなければ、更に言うと子作りをしていなければ、私はこの世に生まれてこなかった、はず。 私は、自我というものは産まれてから作られると思っている。今、外から雨音が聞こえていて、それが心地良い音と受け取る感覚も、それは両親が出会ったおかげ、結婚したおかげ、子作りしたおかげ、ではなく、産 […]
日々、一生懸命生きています、と自分が喉を振り絞って大声で叫んだとしても、それはあなたには届かないのかもしれない。あなたは、私の声に耳を傾けるようなことなんてしないから。 それでも私は、叫ぶよ。叫ぶことで、自分のスタンスが明確になるから。 エモいことを考えている。 仕事は、お金を得るための道具。仕事は、自分を承認するための道具。仕事は、自己実現のための道具。 そんな仕事に振り回され、気分を害する。そ […]
たまにはハメを外そう、から夜更かし、深酒、深夜のラーメンを過ごした翌日、案の定二日酔いで頭痛のする中仕事して、あんなことするんじゃなかったと後悔してる。そして翌日は飲酒せず、早めに寝ようとしてる。 自分のやりたいことをやるということが、私が機嫌良く生きるための秘訣だと信じてやまないが、そうやって過去の自分を否定し続ける自分がいる限り、幸せな気分は訪れない。 そもそも「たまにはハメを外そう」について […]
今自分が見えている世界が、全世界の1000万分の1程度のサイズだとして、残りの1000万分の999万9999を味わうことなく最期を迎えたとして、誰が自分を責められるだろうか。 私は、その1が私の手元に残れば、それで十分なのだから。 もしかしたら私は、もっと楽しいことを知らないのかもしれない。パクチーが好きじゃない人に、「人生の半分を損してる」と言う人がいる。冗談なのはもちろん分かっている、が、パク […]
罪を憎んで人を憎まず、、、 最近、罪を犯す人間が育ってきた環境について考えたことがあり、彼らは望んで罪人になるような人間ではなかったのではないか、と。そもそもの話。 だからといって加害者を擁護するつもりは毛頭ないのですけれど。池袋のプリウスの話についても、早いとこ罪人認定して欲しいな、と思う程度の。 で、罪を犯し、刑務所に入り、入って直ぐか、何年経ってからかはその人次第ですが、「自分はこんな人生を […]
彼はずっと燻り続けていた。自分の思い描く理想は、こんなものじゃない。自分にはもっと大きな称賛が。誰もが、自分を一目見ただけで卒倒してしまうような、うねりのある興奮を。ロンドンの空港で働く青年は、やがて自分を表現するための方法を考えていた。 フレディはずーっと、死ぬ瞬間まで葛藤し続けたように見えた。 自分のルーツ。身体的な特徴。思考。親との確執。家族というものについての考え方。 葛藤したところで、そ […]
木々が、風になびいて揺れている。さっきまで降っていた雨が、葉っぱが揺れたせいで、落ちる。重力。引力。その水滴が私の頬に直撃し、唐突に濡らしていく。 人を疑うことは簡単にできる。そして、自分が信じることのできる人は、自分だけだ、と痛感する瞬間がやってくる。自分だって、たまに、自分を裏切るではないか。自分が期待していたものを達成できなかったことだって、たくさんあるじゃないか。 在宅勤務が主となり、画面 […]
5月にしては、割と強く大きな粒の雨が降り注いでいる。傘の、骨と骨の間をすり抜けるように流れてきた風が、私の頬をひんやりとした指先で撫でていく。その風は湿気を含んでいる。顔がベタつく。少しだけ、それを不快と感じる。私は歩みを速める。 昨夜、ウイスキーを舐めながら綴った小説は、朝を迎えてから読み返したら、予想以上にさび付いていた。またダメだった。夜は魔法がかかる。自分の描くストーリーに対して、盲目にな […]