バイクのその後

ヤフオクで購入したノークレームノーリターンのSRVルネッサのその後です。

前回までのあらすじはこの通り。

  • バイクを個人売買で購入した。
  • 購入先から自走で帰ってきた。40kmくらい。
  • 自宅へ帰宅し、ちょっと休憩したのち、近くの図書館へ。2kmくらい。
  • キルスイッチでエンジンを止める。
  • 図書館で15分くらい過ごし、エンジンをかけようとしたところかからず。
  • 押しがけでもかからない。押して帰宅。
  • 翌日、ガソリンがからに。ダダ漏れ。
  • バイク屋へ押して持っていく。YSP含め、バイクが古過ぎてすぐには取り扱いができないとのこと。
  • タンクがPRI(プライマリー)になってることを確認する。ネットで調べ、PRIのまま走るのは良くないことを知る。
  • 自宅から1kmくらいのところにあるガソリンスタンドへ押して持っていき、ガソリンを入れる。7リットル。
  • 押しがけしてみたら、かかった!が、すぐにエンストする。
  • バッテリーを充電したらなんとかなる?という自分からの問いかけに答えを見つけるべく、ネットでバッテリーの充電器を買う。バッテリーとセットで6000円くらい。

随分と物語が長くなってきましたが、買ってから1週間くらいでここまできました。
たった1週間ですが、強く学んだこととして、ヤフオクは、自分で直す自信がある人だけが取引のできるステージ。ヤフオクで買ったバイクは、バイク屋さんからすると迷惑なシロモノで、できることなら関わりたくない、ということ。
安易な気持ちで、たとえエンジンが始動している動画を見たとしても、すぐに止まってしまう可能性があるかぎり、購入前に必ず実車確認をするべき。ということでした。
100%バッチリ動きますよ、という保証はとてもデカいです。ましてや命の危険を孕むものなので、何かあっても全て自己責任で、最悪死んでしまったとしても、それを販売する側に責任を持たせることは難しいな、と痛感しています。
買って後悔したかというと、後悔しています。
幸運にも16万円という、バイクにしてみたらそこまで高い買い物ではなかったので、良い勉強になったのかな、と思います。めちゃめちゃ悔しいですけどね。

物語の続き

さて、バッテリーをバッチリ充電したルネッサのその後です。
バッテリーを装着した後、試しにエンジンをかけてみたら、なんと一発始動しました!
めちゃめちゃびっくりしました。ダメだろうな、と思っていたので、信じらられませんでした。
ものは試し、ということで早速、また図書館へ。
2kmくらいだから、最悪押して帰ることができますからね。
で、どうだったか。走り出して500mくらいで吹け上がりが弱くなり、そのうちアクセルを開けてもエンジンが吹け上がりませんでした。エンスト。
信号待ち中だったので、落ち着いてバイクを降り、歩道へ。交通量が少なめの道路を選んでおいて良かったです。
バッテリーはバッチリだからな、という安心感は強い。セルをバンバン回してみましたが、ダメでした。タンクはONの状態。
またPRIにしたらかかるのかな、と思い、PRIにして数分待ち、トライしてみましたがやっぱりダメでした。
期待していなかったからいいんですけどね。
タンクをONに戻し、押して帰宅。今日の物語はこれで終了。

いったいどこが悪いんだろう

状況を整理して考えてみると、いや整理というほどではないですが、ガソリンがエンジンに渡っていない、これしか考えられません。
仕事柄、システムのテストをしているので、状況を整理して「ちゃんとしている状態」と、「起こってしまった事象」を切り分けるのは好きなのですが、ちゃんとしてる状態を考えてみると、バイクを受け取ってからPRIの状態のまま、40kmくらい走ることができた、帰宅してからPRIの状態のまま、図書館まで2kmくらい走ることができた、バッテリーを充電した後、タンクはONの状態で500mくらい走ることができた、というところでしょうか。
仮に、タンクからキャブレターを介してエンジンまで流れているところが万全ということであれば、ガソリンが足りなくなった、ということが考えられます。7リットル入れたので、RESにしてエンジンをかけたら、ちゃんとかかるかもしれません。これは試してみても良いと思います。
また、バイクのクセみたいな条件として、タンクがPRIの状態だけ、きちんとエンジンまでガソリンが供給されるということがあるのかもしれません。なぜならPRIの状態では40kmまで走ることができたのだから。
となると、ONないしRESの状態ではエンジンまでガソリンがきちんと供給されていないのでは?と考えることができそうです。
それがどういうことなのか。もっと問題を細かく考えてみると、タンクから燃料コックを通ってキャブレターまでの部分と、キャブレターの中と、キャブレターからエンジンまでの部分、3箇所のどこが悪いのか?という問いが生まれてきます。

ただしズブの素人がキャブレターをバラしてみて掃除する、オーバーホールしてみるというのは非常にハードルが高いです。
仮に、私が広大な敷地に建っている家に住んでいて、バイクを修理するガレージがあり、部品は全部バッチリ揃っている、という状態だったら良いのかもしれません。
残念ながら私はマンション暮らし。敷地内に、バイクを整備するようなスペースはありません。あるのは私のバイクを停めている、3m*2くらいのスペースのみ。工具は、数年前にダイソーで買った500円の工具セットのみ。
キャブレターの知識なんて、ここ1週間くらいで、インターネットで検索してたどり着いたページの写真くらいなものです。
ハードルが高すぎる。。
そして今の季節、1月の中旬は屋外での作業は非常に厳しいです。ダウンをガッツリ着てやるくらいの気合いが必要です。

ちょっと長々と書いてしまいましたが、私のやれることを整理して今日のブログを終わりにしたいと思います。

  • ガソリンをもうちょっと足してみる。7リットル入れて、おそらく2リットルくらいは減ったかもしれないので、予備タン以上ガソリンが入っている状態にしてみる。
  • PRIのまま、どこまで走れるか試してみる。PRIのままなら普通に走れるかもしれないから。

進展がありましたらまたブログを書いてみようと思います。