3月27日

ストレスとうまく付き合う方法、みたいな本をたくさん読んできた。
この、「たくさん」というところがポイントで、僕はこのストレスというものにめちゃくちゃ気を遣っており、そしてこのストレスに気を遣うことに対してストレスを感じている、という、なんとも負のスパイラルな状態が出来上がっている。

そもそもストレスと「うまく」付き合う方法なんてないのだ。
受け流すか、根本治療としてその原因をなんらかの方法で取り除くかの二択しかないのだから。
受け流すための方法を、つらつらと書いてある本ばかりで、受け流し方は千差万別、ランニングするのも良し、たくさんご飯を食べるのも良し、これは人それぞれなのだな、と言うことにようやく気づいた。
つまり、どんな本を読んでみても、その「自分に合った受け流し方」を紹介しているだけで、その中から自分に合ってそうなものを選択し実行に移すための指南でしかない。

その中でも、自分に合っていて、生活に染み付いているものを少し書いてみたいと思う。

  1. ランニング。これが今まで自分が味わってきた趣味の中で一番長く続いている。5km、30分くらい走った後の爽快感は確かに病みつきになる。調子に乗ってフルマラソンまで臨んだことがあったが、経験上20kmくらいまでで十分、それ以上は自分の身体を痛めつけるためだけに走るという感覚。
  2. 観葉植物。僕はマンションに住んでいるので、ベランダで育てられる程度しか植物を持っていないけれど、彼らがゆっくりと成長する様は、まるで自分の子供が成長していくそれを見守っているかのよう。
  3. 人付き合い。自分の器というものがあるので、広げすぎることはあまり得策ではない(自分が100人と友達になれるという自信がある場合を除く)。結局のところ人間は他人と関わり、誰かの役に立つことで生きている実感を得るような気がしている。誰も来ないような山奥で、ひっそりと一人で暮らす人を除き、自分のやれる範囲で社会生活を広げていくことも大切だと思う。

ストレスを軽減するために一番良いことは、ストレスの原因を取り除くことである。
なかなか現実って難しいんだけどね、、シンプルに逃げることももしかすると生きていく中では必要なことなのかもしれない。