これを読んでまして。
自分の心をクヨクヨさせる大きな要因に、この罪悪感があるということが。
例えば、私は家族のために、私の時間を費やすとします。
そうすると「私は、私のことを大切にしていない」と罪悪感が湧き、それが態度に表れ、家族に八つ当たりしてしまう。
いや、違う、正確には「私はあなたたちのために時間を費やしていますよ」というアピールをしてしまうのです。
そして、それが負の連鎖になっちゃうんですよ。
家族は、私がそんな思いを抱きながら時間を費やしているのを理解し、家族もまた、罪悪感を抱いてしまう、と。
それは、自分の中で期待していること、自分の中にある正しさが正義で、それに応えられないから、罪悪感を抱いてしまう、ということだそうで。
期待していること、正しさ、ってつまり価値観ですよね。
その価値観はどうやってできたのか、どうやっても揺るぐことがないのか、立ち止まって考える必要があるように思うんですよね。
そして気づくんです、価値観なんていつでも変わるんだから、その価値観を変えることに抵抗を持つ必要はないのだ、と。そうなんすよ。自分の殻を破るのって実はそんなに難しくないよな、と最近感じるようになりました。マジ最近。ここ1ヶ月くらい。
根本的に、自分の行いを肯定することが大切
ストレートに言うと、自分のことをきちんと愛してあげることが必要なんですって。
私、自分のことが嫌いって公言するほどに否定的だったのですが、そこを少しずつ意識を変えるようにしました。
もっと、なんでもっとさ、って思っていた日々。
自分は自分に対し、随分と高い期待値を持っていたことがあり、それを達成することができなくて、どんどん自分が嫌いになり、そして追い詰めていったことがありました。
それは、良く考えると誰かに対して自分が達していないから、ということの裏返しだったんですね。
それは上述した価値観のこと。
そもそも、罪悪感、という、自分が悪いと思う必要は一切ないんですよね。
誰に対して悪いのか、全く分からないし。自分に対して、自分が悪い?
そういう風に思っているから、いつまで経っても自分のことを肯定できず、罪悪感でいっぱいで、前を向くことができない、と。
良くないですね。良くないんですよ。自分を無条件に愛するだけで、解決するというのに。