相手に期待することのリスク

仕事やプライベートに関係なく、人間は他人に期待してしまう。業務を渡したからと言って、相手は私ではないのだから、私の期待する100%で応えられるとは限らないのだ。だけど、期待してしまう。自分の思い通りに仕事を進めたいからこそ。そこに大きな間違いがあるというのに。 大きな間違いというのは、「誰の問題か?」という点をきちんと考えなかったということである。私は、結果的には相手に期待したことになり、それが失 […]

自分に自信がないことを、思考プロセスの矯正によって直そうとしたけれど、やっぱ難しい

2月が終わった。 毎度のように、毎月、本当にあっという間に終わっていく。手帳で2月を振り返ると、これも毎度のように、仕事が7割くらいを占めている。残り3割がプライベートのような感覚だ。ワークライフバランスをきちんと見極めましょう、と会社から推奨されているが、良くも悪くも在宅勤務が基本的なワークスタイルになっているので、より一層仕事へのウェイトが強くなったように感じる。 君はそれを「無駄」と呼ぶ 2 […]

マイ・ハウス | 小倉銀時 | ☆☆☆

Kindle Unlimited でお勧めされたので読みました。パート暮らしのオバちゃんが、競売に出された一戸建てを買い、そこに住む女とどうのこうのする話。以下、ネタバレを十分に含むのでご注意ください。 人は没頭すると、自分のことから逃げる 自分の家庭内に様々な問題を抱えていて、このオバちゃんは「戸建てを買えば全て解決する」と考えている。人間は、現実から逃避し、夢を見て、それを叶えようと必死になる […]

気持ちが安定するために必要なことは、マズローの欲求五段階切にならうべき?

最近はずっと、日々、落ち着いて暮らすためにはどのような心持ちで過ごしていったら良いのだろうか、ということばかり考えている。 今のところ、自分の気持ちが安定するようなもの、一言で言うと「好きなもの」に囲まれて暮らすのが一番大切なように思う。 私はあまりそれ系の、いわゆる学術的なことを学んでこなかった。大学は理系のエンジニアリング系だったし、仕事もIT系だし。 昨今になり気持ちが憂鬱になりがちだったの […]

生きることについての定点観測(42歳になったばかりの目線)

子供が生まれた辺りから(私が30歳の時に長男が生まれている)、初詣等の神社でのお参りでは、「家族みんなが平穏に暮らせますように」といった願い事になった。平穏に暮らすことがいかに難しいか。それを理解し始めたのが、ちょうど30歳になった頃だろうか。 生きていると、本当にいろんなことがある。機嫌良く、平穏に、死ぬ瞬間まで生きることが、人生で一番目指すべき目的のように感じている。 神様への願い事の変遷 子 […]

自分の機嫌は、自分で取るしかない

不安や怠惰など、自分のパフォーマンスを下げる要因はいつまで経っても消えない。それらが勝手に消えてくれるのを待つというスタンスでも良いのだけど、もしかしたらそれを待っているうちに人生が終わってしまうかもしれない。もしかしたら、プロアクティブに、自分から進んでその状況を消え去ることのできる武器を持っておく必要があるのではないだろうか。 あなたにとって「機嫌の良くなるツール」とはなんだろう これ系の投稿 […]

友人は、簡単には選べないけど、自分の人生を大きく左右することがある

いい人生を歩みたいと思ったら、前向きに生きている人間を近くに置くべきである。と考えたのだけれど、いい人生っていうのは相対的なものだから、いい人生とか悪い人生っていうのは、なにかを基準に置くんだよな、とふと考えた。違う、相対的に見ていい人生とか悪い人生とか、そういうことを書きたいわけではないので、修正する。 自分は、周りにいる人たちによって染められることが多い(気がする) あくまで私個人や、私の周り […]

良き相談相手は、相談したいタイミングと内容をちゃんと考えから選びたい

人は悩む。何に対して悩むのか。自分の思い通りにならないことに対して、悩む。 相談するタイミング 以前、「悩む」と「考える」は違う、と言った主旨のブログを書いたことがある。私の考えをざっくり書くと以下のような感じ。 悩む : その場で立ち止まる。自分の気持ちを確認する。前に進む前の、充電する機会 考える : 前に進もうとする。今考えている課題を解決するための方法が分かっていて、それを実行しようとする […]

笹の船で海を渡る | 角田光代 | ☆☆☆☆

第二次世界大戦中、少女時代だった女性の話。彼女は疎開中に出会った(と思われる)女性と人生を共にし、いろいろなものに執着しつつも、自分の人生を見つめ直して過ごしていく。 角田光代の小説をKindle Unlimited で見つけてしまったので、取得してから没頭するかの勢いで読んでしまいました。 小説についての感想 過去は変えられないという言葉を何度かこのブログでも書いています。もうすでに過ぎてしまっ […]

1年の途中で手帳生活を始めたいと思ったらバレットジャーナルという選択肢を考えてみよう

手帳には始める時期がある 先日の記事で、手帳は1月はじまりか、4月はじまりしかないと書きました。けど人間はわがままだから、それ以外のタイミングでも、手帳を持つ生活を始めたい!という思う人がいるでしょう。1月に向けた前年9月から。4月に向けた2月から。つまりおよそ7か月程度しか、始められる時期が無いのです。時期を過ぎた場合には安売りしていることもありますね。それでも十分なのですが、そうすると何も書か […]