地下の鳩 西加奈子 ★★★☆☆
繁華街。キャバレーの呼び込みを生業としている男と、その近くの店で働くチーママの、淡いけど深い恋愛物語。これを恋愛と呼んでいいのか分かりません。恋愛なんて、200人いたら100通りの恋愛があるわけで。 たまに旅行とかでいつもと違う、知らない風景に佇む家を見ると、あぁ私にも知らない世界があって、そこで生活を営む人がいるんだなぁと感慨深い思いを抱いたりしますが、それは旅行だけではなく、たまーに、繁華街で […]
繁華街。キャバレーの呼び込みを生業としている男と、その近くの店で働くチーママの、淡いけど深い恋愛物語。これを恋愛と呼んでいいのか分かりません。恋愛なんて、200人いたら100通りの恋愛があるわけで。 たまに旅行とかでいつもと違う、知らない風景に佇む家を見ると、あぁ私にも知らない世界があって、そこで生活を営む人がいるんだなぁと感慨深い思いを抱いたりしますが、それは旅行だけではなく、たまーに、繁華街で […]
読書って山登りみたいなところがあって、山登りって言っても茨城の筑波山に登った経験くらいしかないんですが、小説を読み進めていくと、途中、ん、なんだこれみたいなところがいくつかあって、その答えが後になって分かることって良くありますよね。 山登りは、歩いているうちにこれから登ろうとする頂上が見えるじゃないですか。あの山をめがけて登っていこうみたいな。あの山、頂上にたどり着いた時にはいったいどんな景色が待 […]
土日と連続して雨っぽい、湿った空気の下で過ごし、月曜になってようやく晴れた。 こんな日は花粉がビュンビュン飛びまくるから必要最低限の外出しか出来ず、つまりそれは家で地味に過ごすだけしかないのだけれど、家では読書か、ゼルダか、家事くらいのもので、なんとも鬱憤が溜まる感じですなぁ、という状況。 会社でリストラにあい、10年、業務委託として入り込んだ時期を含めると13年、良く働いた会社とのあっけない幕切 […]
ちょっと時間が経ってしまいました。 引き続きマルクス・アウレリウスの自省録から気に入ったものを。 しかしこれ、何度も書いてますが、数千年前に書かれたものとは到底思えないですね。 今、この、2025年という日において、十分役に立つ言葉が載せられているということの、マルクス・アウレリウスの先見の明がいかに偉大か。マルクス・アウレリウスは自分のために書いた、とどこかで読みましたが、それだとしても、他の人 […]
苦節2ヶ月、、、ヤフオクで購入し気持ちよく走って帰ってきたところまでは良かったんですが、その後すぐにダメになり、泣く泣くYSPに持っていくも足蹴にされ、仕方なく自分で直そう!と決意したところまでは良かったのですが、 いやーしんどかった! 前回までの記事はこのあたりです↓ 改めて状況を整理して書いてみたいと思う(過去記事で書いたものを含めてまとめて書いてみます。めっちゃ長い いやー、長かったです。こ […]
2ch(5ch?)の過去ログを見ていたら、私のルネッサが抱えている症状に近しい書き込みと、その対処法を見つけました。 私のルネッサが抱えている症状はというと、詳しくは過去の投稿を見ていただけるとありがたいですが、 と言ったものです。これはバッテリーからスパークプラグへの流れが悪くなっているのか、もしくはキャブレターからガソリンがきちんと流れていないかのいずれかで、私は前者が怪しいと思いました。なぜ […]
なんだか常に口の中が酸っぱいなぁ、歯磨きした直後なので歯垢とかの問題ではないぞ、と思っており。 その原因が、先日の健康診断で発覚しました。 食道裂孔ヘルニア これは何かというと、胃が食道の方に出ちゃってる病気のようです。 こうなると、呑酸と言って、胃酸が逆流しやすいんだとか。 だから、私の口の中は常になんとなく酸っぱい感じになっているんです。 で、これを治すには、痩せることが必要だと。 私、ついさ […]
ここのところ本を読んだらそれをアウトプットしようと思って、いくつかブログに載せているのですが、自分の気持ちを正確に捉え、それを言葉で表すことの難しさを感じます。 思いの丈を!ぶつけたいのに!という思いを持ちつつも、それを正確に述べることの難しさ。たくさん読んで、たくさん書いていくうちにだんだん上手くなっていくのでしょうけど、コンスタントに読む+書くという作業を続けるのはなかなかしんどいものです。 […]
青年があの航海を経て見た景色は、以前は遠いものだったんだけど、やがてそれが手の届く距離に近づいたんだねぇ、としんみりしてしまいました。彼は、自分が成長していく様を自分で理解しつつ、周りにいる人たちとの関係が、最初は小間使いだったような立場から、自分が経験を積むことでだんだん一人前に認められていくという点を、この三島由紀夫という作家は丁寧に、瑞々しく描いていて、さすが、後世に語り継がれる名作を描くだ […]
さて、図書館で次はどんな人の小説を借りようかなと思い、ぼんやりとインターネットを見ていたところ、三島由紀夫の文体がものすごく美しいという投稿を見つけまして。 私の中で彼のイメージは、なんか白いハチマキを頭に巻いて、それで防衛庁(現・防衛省)の前で切腹して自殺したとか、それすらも曖昧ですがなんかそんなイメージを持っていて、私も、まぁそう考えてみたら右寄りな人間なので彼の思想に合致するかもしれないと思 […]