仕事で品質のことに関わっており、社内のシステムについては品質をどういった程度まで定義していくかみたいなところにはやんわりとした指標のようなものが見えてきている。
一方、外の世界についてはほとんど知らないのが現状。
その現状を踏まえ、JSTQBのAdvancedレベル、テストアナリストのシラバスをちょっと読み解いていきたいと思う。
バージョンは3.1.1.J03を見ています
シラバスの構成
さて、シラバスの目次を眺めてみると、大項目は以下の通りとなっている。
- テストプロセスにおけるテストアナリストのタスク
- リスクベースドテストにおけるテストアナリストのタスク
- テスト技法
- ソフトウェア品質特性のテスト
- レビュー
- テストツールおよび自動化
個人的に興味があるのは、4と6かなぁ。
そこだけ先に見てみたいけれど、いや待てまて、ちゃんと上から見ていこう。
タイトルだけを見て「あ、こういうことね」みたいな理解をするのが難しい箇所があったりする。
まず1番目。まだ本文を読まずに、私の想像で書いてみたい。
- テストプロセスとは、テスト要求分析、テストアーキテクチャ設計、テスト実装、テスト実行、テスト報告
- 上記の、それぞれのプロセスにおいて、テストアナリストがやるべきこと
そもそもテストアナリストとは、どんな人を指すんだろう。これも本文を読む前に、想像で書いてみたい。
- テストアーキテクチャを考える人
- テストしようと思っている機能やアプリケーション、システムに対し、獲得したい品質目標を掲げ、それに必要となるテストタイプを定義する人
- テスト環境を考えられる人
- テストタイプの中の、いわゆる機能テストの中で、テストの粒度を考えられる人(単機能テスト、シナリオテスト、疎通テストとか)
さて、私が記載したこれらの内容が合っているかどうか、答え合わせはシラバスを読み進めることで評価したいと思う。