日常生活を豊かにすることの意義とか意味とか

手の届く範囲には、全力を尽くす。
これはいろいろな哲学の考え方で、基礎となるものだと思う。
哲学に正解は無いと思うので、少し濁したけど。

手の届く範囲は、自分の意思でどうにかなる物事。
自分の意思、それ自身や、自分が今持つ体力、気力、財力を使って手に入れられる物事。

手の届かない範囲は、自分の意思ではどうにもならない物事。
シンプルに言うと、過去と、他人の感情。

私はこのブログで理想論ばかり語っていて、書いてる途中によく、「とは言うものの現実はね…」と思っている。
だから、過去についていつまでもグダグダ悩むし、
あの人、私のこと嫌いなんだろうな、と他人の感情についても、
同様にいつまでもグダグダ悩んでいる。
残念なのが、それで良いのかもしれない、と自分を肯定できていないのが、
また自分らしいな、と思ってあきらめてしまう点だ。

自分の人生を豊かに彩るために、生きるべきなのは間違いがない。
それを生きがいにする、という言い方は決して言い過ぎではないだろう。
だとすると、どうすれば良いのか。

やっぱり、できる限りで構わないから、手の届かない範囲には極力手を触れないことだ。
そして、手の届く範囲に、全力を尽くす必要があるのだろう。

そのためには、日常生活に全力を尽くすということになる。
自分が機嫌良く暮らせるように、好きなものに囲まれるようにするべきだし、
邪魔だと思うものは目に触れないようにすべきだ。

自分の体調があるから、そうすることで疲れてしまうのであれば、
まずは体力回復に努めるべきで、ゆっくりと、自分の機嫌が良くなるような環境を作り上げていくこと、
そしてそれを続け、生きがいだと言えれば、
私は、胸を張って生を全うしているんだ!と言えるだろうと信じてやまない。