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  • 5月3日

    まだ3時。昨夜22時過ぎに就寝したんだけど、早く目が覚めてしまった。
    早く、というレベルではない。人によってはまだ寝始めていない時間とも言える。

    眠りが浅くなった。例えば8時間、寝続けることができない。
    きっと老化現象の一つなんだろう。
    長く(と言っても7時間とか)寝続けることができなくなった、今までの習慣から少し身体の生理反応が変わってきたからと言って、憂うことはない。
    自分の意識で変えられないものに対して無理に抗おうとする必要もないんだって。
    ご飯を大盛りで食べられなくなったとか。食べ過ぎたら胃が荒れたりして体調を崩すんだから、昔はたくさん食べられたのに…ってなる必要ないんだって。

    そういう身体的なものでは、できないものが増えてきたような気がするね、と言っても長時間睡眠と、ご飯をたくさん食べること、くらいなものだろうか。

    その代わり、できるようになったものってなんかないかなぁ。
    思考することは増えてきたように感じるけれど。それくらいかなぁ。
    脳ってどんどん進化している気がする。

  • 5月2日

    伊坂幸太郎のフーガはユーガを読みながら、久しぶりに通勤した。
    以下、ネタバレを含みます。読みに来る人はあんまいないと思うのですが、もしここに辿り着いた人がいたら、且つまだ読んでなくて、これから読もうと思ってるのよね、という方は読まない方が良いかもしれません。


    先日、どっかの日記で、「伊坂幸太郎はエグい描写がないから好き」と書いたけど、この作品は割とエグみの強い話だったなぁと思う。今まで普通の人が死んじゃう的な扱いってあったっけか(殺し屋に殺される、悪い奴は除く)
    表紙に飾られているイラスト?のような、深い青色が物語を通してずーっと続くような感覚があったなぁ。主人公の生い立ち、家族構成が物語に暗い影を落としていて、幼いうちから身体を痛めつけられるのって、辛かったんだろうなぁと思ってしまい、その共感力のせいでしばらく読み進められなかった。
    途中でちょっと出てきた、小学生の女の子も然り。水槽の話も然り。小玉って漢字を見るだけでいろいろな痛みを想像してしまう。
    理不尽な痛み方をするのって本当に辛くなってくる。けど伊坂幸太郎のことだから、最後に明るくなってくるんだろうな、と言うのを信じ続け、最後まで読み切った感じ。
    残念ながら全ての人がハッピーに、とはならなかったけど、それでもまだちょっとは救われたかなという気分になったよ。

    共感力が強いっていうのも、なかなか考えものだよねぇ。
    そのせいで、人の痛みがわかったり、あとは空気を読んでみんなが気持ちよくなれる方向に動こうとしたりするけれど、そのせいで自分が後になって疲れてしまったりするからさ。
    人の痛みまで背負う必要はないんだよな。そのせいで、自分の背中が重たくなっていることに気づかなかったりするからさ。
    助けを求める人がいる。彼らは、こちらが手を差し伸べるのを待っていたりする。けど全員に対して応えられるわけないから、自分の器をきちんと踏まえた上で、可能な限り助けてあげられたら良いかなと思ったり。

  • 5月1日

    5月1日

    図書館で伊坂幸太郎の、フーガはユーガを借りられたのでとても嬉しかった。
    読むのは2回目で、1回目はだいぶ長い順番待ちをしたものだ。それが、もう予約は不要で借りることのできたという、時間の流れに少しだけ驚いた。
    あれからまだ1年くらいしか経ってないんじゃなかったっけ。

    伊坂幸太郎は、ストーリーの非現実性と、言葉の選び方や小ネタの挟み方がとてもオシャレなところが良い。あとは気持ち悪い性描写や、暴力的なところが少なくて、10代の若い人たちにもウケるような、健やかな風味がある。
    そういうところが、人気のあるところなのかななんて思ったりする。
    個人的には、彼の通った高校が私の自宅近くにあるという点でも、応援していたりする。

    伊坂幸太郎みたいな小説が書けたらなぁ、と何度か考えたことがある。
    彼のようになりたいのではなく、こんな感じで小ざっぱりとした読後感を与えてくれるような作品を仕上げてみたい。
    そんな意志を持って、5000文字くらいまで書くことは良くあるんだけど、そこから先が続かないような作品が、割とたくさんあったりする。

    そう考えると、小説家としてやっていくために必要なことって特別難しいようなことではなく、持続力が一番必要なのではないだろうか。
    物語を書き続ける、最後まで仕上げる力。あとはアイデアを生み出そうと考え続ける力。この二つがあれば、この二つを自分の中で地味にでも良いから続けていくことができれば、自分の理想とする作品を出せるのかな、とか思ったりするね。
    私の場合、アイデアを生み出そうと考えたり、着想を逃さないようにメモったりすることはできているので、そのアイデアの切れ味が鋭いかどうかはさておき、ひとまずその二つのうち一つはできているような気がする。
    そうなるとやっぱ、持続力なんだよなぁ。
    書きかけの5000字、もうちょっと引き伸ばしてみるか。